活動ブログ

だいなのようす R8年10月

ふわりと漂う金木犀の香りに「なんだか秋がやってきたね〜」と満面の笑みで話す子どもの言葉に、心がふっと揺れ動きます。何気ない日常の中にある、子どもの小さな発見や豊かな感性に、たくさんの気づきや喜びをもらっています。

園では、クラス活動と異年齢活動、それぞれの時間を大切にしています。
日中は、クラスごとにサークルタイムやふれあい遊び、制作、楽器遊び、クッキングなど、さまざまな主活動が行われています。

年長児になると、少しずつ園のリーダーとしての意識が芽生えてきます。
自分の思いや考えだけでなく、そこには自分とは違う思いを持つ人がいること、そして、自分達の暮らす社会があることにも気づき始めます。
友達と意見を交わしたり、対話を重ねたりする中で、思わず大人も驚くような言葉が飛び出すこともあります。
自分なりの考えを持ち、その理由を伝えながら行動する姿には、一人ひとりの確かな成長を感じます。
ランチタイムには、年長児が年下児に、「どれぐらい?」と食べることができる量を聞いて配膳を手伝います。

お散歩では年長児が年下児の手をそっとつないで歩く姿があります。

驚くのは、道を歩くときに、安全に歩けるよう年下の子に壁側を歩かせてあげる姿が見られることです。日々の生活の中で優しい気持ちが自然と育まれています。
自分達が小さかった頃、年上のお兄さんやお姉さんにしてもらったときに感じた安心感や嬉しさが、今度は自分達の行動となって表れているのかもしれません。
優しさは、こうして子ども達の中で受け継がれていくと実感します。


そして、園では異年齢を交えたとことんデイがあります。
自分の好きなコーナーを選び、心ゆくまで遊び込む日です。
じっくりと一人で考えてからあそびを決める子、自分のやりたいあそびに一直線に向かう子、仲の良い友達と相談しながらあそびを決める子。
あそびへの選び方や向かい方も、一人ひとり違います。


そんな姿を見ていると、あそびの中にもそれぞれの個性や、その子らしさが表れていることを感じます。
「今日は何をしようかな?」 「これをやってみたい!」
自分で選ぶからこそ生まれる意欲があり、とことん遊び込むからこそ広がる世界があります。
そんな時間をより豊かなものにするために、保育者も一緒になって遊びます。
それぞれのコーナーに保育者が入り、子ども達と同じ目線であそびを楽しむことで、いつもとは少し違う特別感が生まれます。

【秋をテーマにした絵画】

【カプラで船作り】

【レストランごっこ】


子ども達の発想に驚かされたり、思いもよらないあそびの展開に心が弾んだりします。
子ども達の傍にいるからこそ気づけること、共に遊ぶからこそ見えてくることがたくさんあります。私たち保育者にとっても大切な学びとなっています。


子ども達が自分らしく過ごし、友達との関わりの中で新しい発見をしたり、誰かを思いやる気持ちを育んだりする日々。
そんなかけがえのない時間を、これからも子ども達と一緒に大切に重ねていきたいと思います。