活動ブログ: 2020年

2020年11月21日~12月20日までの様子

2020年12月25日 金曜日カテゴリー: 園の取り組み

『小さい集団から大きな集団へ』 
 晩秋を感じないまま師走になりました。今年度も残すところ3ヶ月となり、2歳児の子ども達と生活するのもあと数ヶ月と思うと、とても寂しい気持ちになります。
 小規模園は、一般的な保育園に比べると12名という少人数の集団ですが、姉妹園のはらだ乳児園と合同すると24名、だいな幼児園と合同するとそれ以上の集団になります。活動内容に合わせて集団の大きさを変えられるのも、なのは乳児園の魅力だと思っています。年間を通して、合同保育や合同での行事を行なっていますが、4月から新しい園に旅立つ2歳児の子ども達は、新しい大きな集団に入ることで、戸惑いや不安があるかもしれません。少しでも大きな集団や新しい環境へ適応していくための準備として、11月頃からはらだ乳児園の子ども達と遊ぶ機会を増やしており、一緒に近隣の公園に行って遊んでいます。初めは、同じ園のお友だちがいいの!と言うこともありましたが、少しずつ、なのは・はらだ関係なく手を繋いで歩いたり、一緒に遊具で楽しんだりする姿が見られるようになってきました。年明けからは、遊びだけでなく生活も共にする機会を設け、よりいっそう柔軟に環境に適応できるようにしていきたいと思っています。

なのは・はらだで稗田公園へ。
一緒に遊ぶの楽しいなぁ~!
なのは・はらだ合同で原田児童館へ。
さあ、ジャンプするよー!
なのは・はらだ合同で散歩。
みんなでワイワイ楽しいな♪
なのは・はらだ合同で城内通公園へ。
みんなでボール遊び楽しいね!

2020年10月21日~11月20日までの様子

2020年11月26日 木曜日カテゴリー: 園の取り組み

『食事の大切さ』
 秋と言えば〇〇の秋といろいろありますが、その一つに実りの秋がありますね。なのは乳児園の給食は、減農薬で作られた秋田県産の五分づき米を使用しています。〇分づき米とは、白米を10割の精米率としたら何割精米しているかで、通常スーパーなどでよく見かける真っ白い米は、白米です。五分づき米は、玄米ほど栄養分はありませんが、白米よりは栄養分があり玄米より食べやすくなっています。給食では栄養価ももちろん大切ですが、旬の素材を味わうこと、素材の味や食感を生かした味付け・調理法もとても大切に工夫しています。特に、乳児期は食事の基礎を作る時期であります。離乳食から普通食に移行し、様々な食材の味や食感を味わい、自分で食べる喜びを感じます。同時に、前歯でかじりとる、奥歯ですりつぶすといった、食事においてとても大切な動きも習得していきます。1歳半頃からは、少し硬さのあるものや少し大きめの物をかじりとる練習も必要ですね。多少の好き嫌いはあっても、“食べることが大好き”な子どもに育ってほしいと願っています。
 保育の中では食育活動として、だいな幼児園の栄養士にかぼちゃの話を聞き、実際に持ったり匂いをかいだり、種を触ってみたりしました。また、蒸したかぼちゃをつぶす経験もしました。そして、午前中下ごしらえしたものが15時のおやつのかぼちゃケーキになりました。子どもたちがとても嬉しそうに食べている姿を見ると、その経験こそが大切なのだと実感しました。そしてまた後日、かぼちゃを使ってかぼちゃのホットケーキ作りを行ないました。自分たちでかぼちゃをつぶし、粉も混ぜました。そして、目の前でプツプツ焼きあがるのを待ち、焼きたてアツアツのホットケーキをおいしそうに頬張ると、すぐに「おかわり!」の声が飛び交っていました。おいしく楽しい食事、大人も子ども大切にしていきたいですね。

かぼちゃの種を触ったよ!
だいな幼児園に翌日の昼食に使う野菜を展示しています。
「おやさい いっぱいあるね。」
かぼちゃのホットケーキ作り☆
かぼちゃをつぶしたよ!
まぜるのむずかしいな・・・
やきたてのアツアツ おいしいね!

2020年9月21日~10月20日までの様子

2020年10月23日 金曜日カテゴリー: 園の取り組み

“初めての”運動会
 今年は初めて保護者の方をお招きして運動会を開催しました。夏頃から、2歳児は日常のあそびの中でお友だちと“一緒に”する経験をたくさんしてきました。2人組でふれあい遊びをしたり、フープやパフリングなどを使い簡単なルールのある遊びをしたりしました。ほとんど毎日、散歩の際に2人組で手を繋いで歩く経験をしていることもあってか、誰とでもすぐに2人組になれる子ども達。お友だちと一緒にすることが楽しい様子で、トラブルになったり言い合いになったりすることもなく2人で協力して行なっていました。日々の子ども同士の関わり合いから関係性ができているのでしょう。1歳児は探索活動が旺盛で、2歳児の見よう見まねでかけっこに参加したり、2歳児がゲーム遊びを行なう姿を真剣に見たりしていました。来年はきっと、今年の経験を土台にさらに頼もしい姿を見せてくれるだろうと今から想像してわくわくしています。
 当日は、お友だちと協力して取り組む姿、元気いっぱい走る姿は本当にキラキラ輝いていました。また、親子体操や親子競技では、お父さんやお母さんに全身で受け止めてもらって安心して参加する様子は心温まるひと時でした。いつもと違う雰囲気に戸惑う子もいましたが、それも豊かな感性として受け止めたいと思います。

お母さんにおんぶ♪
うれしいな!
いくよ~
じゃんけんぽん!
お母さんに抱っこ~!
電車になってGO!!
いっしょにね☆

2020年8月21日~9月20日までの様子

2020年9月25日 金曜日カテゴリー: 園の取り組み

生き物を通して・・・
 9月に入り、心地良い風や虫の鳴き声に少しずつ秋らしさを感じられるようになってきました。夏の間控えていた公園への散歩も再開し、子ども達は久しぶりの散歩に笑顔が溢れています。その時に公園で見つけた、バッタとキリギリスがなのは乳児園に仲間入りしました。毎日、「バティーくん!」と、子ども達は虫かごを覗いては観察しています。
 先日、カブトムシのビーナが死んでしまいました。幼虫から蛹になり無事成虫になった2匹の内の1匹でした。毎日毎日、成長を見ながら応援して、子ども達と一緒に生活していたのでした。死んでしまった時、「うごかないね…」と、心配そうに見つめる子、以前、死んでしまったカブトムシのお墓を作ったことを思い出して、「つちにうめてあげよっか!」と提案する子。そして、近くの公園にお墓を作りに行きました。子ども達は、保育者が土を掘って埋める姿をじっと見ていて、最後に「バイバイ」とお別れをしていました。1歳児、2歳児の子どもにとって、「死」を理解することは難しいかもしれませんが、毎日元気に動いていたのにもう今は動かない、もう会えない、と実体験を通して感じていることでしょう。これからも生き物と一緒に生活していくうえで、子ども達の発見や感情の変化を感じ取っていきたいと思います。

初めてのおまつりごっこ!!千本引きに挑戦したよ☆
㏌だいな幼児園
「でんしゃ きたー!!」
久しぶりのお散歩♪
しゃぼん玉 上手にできたよ!
ビーナとのお別れ。
「ばいばい」
「どんぐり!!」
季節はすっかり秋だね…

2020年7月21日~8月20日までの様子

2020年8月25日 火曜日カテゴリー: 園の取り組み

 長梅雨が明けた途端に毎日強い日差しが差し、うだるような暑さが続いています。おかげでプールあそびが心地よく、日に日に子ども達も水と仲良しになっています。初めは、水が苦手で大号泣していた子も、経験を重ねる毎に自信がついた様子で、今ではすっかりいい笑顔が見られるようになりました。初めてなのはでプールあそびを経験する1歳児は、ジョウロやカップに水を入れたり出したり、保育者の真似をして水面を叩いて感触を楽しんだりと、それぞれのペースで水に親しんでいます。
 今年、2歳児の子ども達は、なのはの5倍程?あるだいな幼児園の大きいプールに入ることもできました。悠々とワニ歩きをしたり、水の掛け合いを楽しんだりして、保育者もびしょ濡れになるくらいダイナミックなあそびも経験しています。
 私達の身の回りには、たくさんの“不思議”“素敵”“面白い”“楽しい”世界があります。そんな日常の中での子ども達一人一人の発見、驚き、喜び、楽しさを保育者がじっくりと観察し分かち合っていきたいと思っています。

みんな真剣…!!
それぞれに水の感触を味わっています。
ワニさんになれるよー!
スイスイきもちいいなぁ~♪
いくよー!それー!!
水がかかってもへっちゃら♪
「これ、なんだろう・・・?」

色付き氷であそんだよ。
お絵かき楽しいな!