活動ブログ: 2020年11月
2020年10月21日~11月20日までの様子
2020年11月26日 木曜日カテゴリー: 園の取り組み
『食事の大切さ』
秋と言えば〇〇の秋といろいろありますが、その一つに実りの秋がありますね。なのは乳児園の給食は、減農薬で作られた秋田県産の五分づき米を使用しています。〇分づき米とは、白米を10割の精米率としたら何割精米しているかで、通常スーパーなどでよく見かける真っ白い米は、白米です。五分づき米は、玄米ほど栄養分はありませんが、白米よりは栄養分があり玄米より食べやすくなっています。給食では栄養価ももちろん大切ですが、旬の素材を味わうこと、素材の味や食感を生かした味付け・調理法もとても大切に工夫しています。特に、乳児期は食事の基礎を作る時期であります。離乳食から普通食に移行し、様々な食材の味や食感を味わい、自分で食べる喜びを感じます。同時に、前歯でかじりとる、奥歯ですりつぶすといった、食事においてとても大切な動きも習得していきます。1歳半頃からは、少し硬さのあるものや少し大きめの物をかじりとる練習も必要ですね。多少の好き嫌いはあっても、“食べることが大好き”な子どもに育ってほしいと願っています。
保育の中では食育活動として、だいな幼児園の栄養士にかぼちゃの話を聞き、実際に持ったり匂いをかいだり、種を触ってみたりしました。また、蒸したかぼちゃをつぶす経験もしました。そして、午前中下ごしらえしたものが15時のおやつのかぼちゃケーキになりました。子どもたちがとても嬉しそうに食べている姿を見ると、その経験こそが大切なのだと実感しました。そしてまた後日、かぼちゃを使ってかぼちゃのホットケーキ作りを行ないました。自分たちでかぼちゃをつぶし、粉も混ぜました。そして、目の前でプツプツ焼きあがるのを待ち、焼きたてアツアツのホットケーキをおいしそうに頬張ると、すぐに「おかわり!」の声が飛び交っていました。おいしく楽しい食事、大人も子ども大切にしていきたいですね。