活動ブログ: 2021年 7月
2021年6月21日~7月20日までの様子
2021年7月21日 水曜日カテゴリー: 園の取り組み
“なのはらだいな”
ご存じの方も多いと思いますが、なのは乳児園の近辺には姉妹園がたくさんあります。70mの距離にあり、合同保育・行事を行なっており関わりが多いはらだ乳児園、給食を作ってもらったり、合同での行事・体育遊びをしたりしているだいな幼児園、合同で土曜保育を行なっているなかはらこども園。神戸には他にも元町はっと保育園、はっとこども園があり、姉妹園と日々の保育について検討会を行なったり、研修を行なったりしています。こんなにも近距離にたくさんの姉妹園があることにより、保育者同士の情報交換がしやすく、実際に園を見学したり、一緒に研修を行なったりと学びの機会が多いので恵まれているなと感じます。
7月に、なのはらだいな(なのは乳児園・はらだ乳児園・だいな幼児園)の3園で保育者交換を行ないました。3園から1名ずつ姉妹園に出向き、1日そこの園の保育者として勤務します。なのは乳児園には、だいな幼児園の保育者が来ました。顔馴染みの保育者が多いためか子ども達は人見知りする様子もなく、すんなりと溶け込んで、絵本を読んでもらったり、ままごとをしたりして一緒に楽しく過ごしていました。子ども達が午睡に入ると、職員全員でその日の保育を振り返ります。なのはの良かった点や、ここは改善した方がよりよくなるのではないか、といった意見交換を行ないました。話し合いの中で、小規模園からだいな幼児園に入園した子は、とても落ち着いていて気持ちのぶつかり合いが少ない。小規模園でしっかり気持ちを受け止めてもらい、丁寧に関われているからではないかという話が出ました。
気持ちのぶつかり合いが少ないことが良いかどうかは別にして、確かになのは乳児園は少人数での生活のため、子ども一人ひとりに目が届きやすく、細やかで深い関わりができます。距離も近い分、気持ちのちょっとした変化にも気づいて対応ができていると感じます。このように、なのはを卒園した後も卒園児の様子を見たり聞いたりでき、それをまた保育に生かすことができる姉妹園の存在は貴重です。これからも、姉妹園の保育者との連携を大切に、お互い学び合える関係を構築していきたいと思います。