活動ブログ

2021年2月21日~3月20日までの様子

2021年3月25日 木曜日カテゴリー: 園の取り組み

「新年度に向けて」
 3月は1年の締めくくりの月で、何だかそわそわする時期ですね。園でも、3月は卒園児、進級児、新入園児の準備を少し慌ただしく行なっています。同時に、子ども達も新年度に向けての準備をしています。今年は3月中旬よりはらだ乳児園の子どもと合同で、2歳児はだいな幼児園で、1歳児ははらだ乳児園で過ごしています。2歳児は、小規模集団から大規模集団へと移る準備です。今までは、12名程の少人数で生活していましたが、4月からは何十人という集団での生活が始まります。3月31日から4月1日にパッと切り替わり、新しい生活が始まるとどうでしょう。大人でも不安や緊張で押しつぶされそうですよね。少しでもそんな不安を減らして4月を迎えられるよう、まず慣れ親しんだ職員や友だちと一緒に大きな集団で生活することにより、徐々に慣れていけるようにしています。日頃から交流のあるだいな幼児園とはいえ、朝の受け入れ時や午睡時に自園の職員が居ないと少し不安になる子もいます。しかし、そんな時間はほんの数分で、すぐにお兄さんお姉さんに交じって、遊びを学んだり様々なルールややり方を教えてもらったりしながら楽しく過ごしています。子どもの順応する力は計り知れないです。4月からの園はそれぞれ異なりますが、今の時期に経験したことを糧にしてそれぞれが新しい園に羽ばたいて行って欲しいと願っています。   
 一方で1歳児はというと、2歳児がいない生活になり、“自分達がしっかりしないと”という気持ちの表れなのか、ちょっぴりお兄さんお姉さんになっています。4月に落ち着いて新入園児を迎え入れられるように、新しい職員とも関係性を築いていきたいと思っています。

だいなのお姉ちゃんと一緒♪
だいなのお姉ちゃんにトントンしてもらったよ!
お気に入りの公園で、はらだの友だちと一緒♪
『子どもの館』からスタッフの方が来てくださいました。
わらべうたや手遊び楽しかったよ!
紙飛行機も作ったよ!

2021年1月21日~2月20日までの様子

2021年3月1日 月曜日カテゴリー: 園の取り組み

『真っ白いプレゼント♪』
 1年で最も気温が下がり、例年感染症が流行る時期でしたが、今年は体調を崩す子もほぼ皆無で毎日賑やかな声が響いていました。コロナ対策が功を奏したのでしょうか。どちらにせよ、施設内や玩具の消毒、手洗い・消毒の徹底、30分に1度の換気が有効であることは間違いないようです。引き続き、感染症予防に努め、今年度も無事に終えられるよう願うばかりです。
 先日、業者さんからクーラーボックスいっぱいに詰まった雪のプレゼントがありました。今年は雪が降る日が多く、チラチラ降る雪を窓から眺めたり触ったりする機会が何度かあったのですが、真っ白い山盛りの雪を見るのは初めてだったのではないでしょうか。クーラーボックスを開いた途端、子ども達は一斉に雪を手に取り、「つめた~い!」「ゆきだるまつくる♪」とそれぞれに感触を楽しんだり、雪を固めて形作ることを楽しんでいました。温暖なこの地域で雪が積もるのは稀ですので、子ども達にとって貴重な体験になったことと思います。

~クッキー作り~
上手に型抜きができたよ!
~クッキー作り~
生地をペタペタしたよ!
”雪の結晶”の本を見て様々な形を作って遊びました。
どんな形になったかな…?
「すごーい!」
「おはなみたい♪」
細い紙にお絵描きをしたよ!
雪のプレゼントが届きました。
「つめたいねー!」
「ゆきだるま♪」

2020年12月21日~2021年1月20日までの様子

2021年1月26日 火曜日カテゴリー: 園の取り組み

『最大限の感染症対策と必要な経験』
 新年を迎え、新しい気持ちでスタートを切った最中、2度目の緊急事態宣言が発令されました。昨年の春からwithコロナが続き、感染症対策を徹底してきましたが、さらなる感染拡大により今まで以上に気を引き締めて生活しています。職員間で、今後の保育をどうしていくかも話し合いました。リスク回避のために計画していた活動を一旦取りやめるという意見もある中、子ども達に必要なことは何かということを1番に考え、完全なるリスク回避よりも少しだけ保育を優先するという結論に至りました。最大限の対策をしつつ、子ども達にとって必要で大切な経験が損なわれることのないよう配慮していきたいと思っています。

凧にたくさんシールを貼ったよ!
ペンでお絵かき♪
公園で凧あげをしたよ!
けん玉作り。
かわいい模様をつけたよ!
「それー!!」
カップに玉が入ったよ!

2020年11月21日~12月20日までの様子

2020年12月25日 金曜日カテゴリー: 園の取り組み

『小さい集団から大きな集団へ』 
 晩秋を感じないまま師走になりました。今年度も残すところ3ヶ月となり、2歳児の子ども達と生活するのもあと数ヶ月と思うと、とても寂しい気持ちになります。
 小規模園は、一般的な保育園に比べると12名という少人数の集団ですが、姉妹園のはらだ乳児園と合同すると24名、だいな幼児園と合同するとそれ以上の集団になります。活動内容に合わせて集団の大きさを変えられるのも、なのは乳児園の魅力だと思っています。年間を通して、合同保育や合同での行事を行なっていますが、4月から新しい園に旅立つ2歳児の子ども達は、新しい大きな集団に入ることで、戸惑いや不安があるかもしれません。少しでも大きな集団や新しい環境へ適応していくための準備として、11月頃からはらだ乳児園の子ども達と遊ぶ機会を増やしており、一緒に近隣の公園に行って遊んでいます。初めは、同じ園のお友だちがいいの!と言うこともありましたが、少しずつ、なのは・はらだ関係なく手を繋いで歩いたり、一緒に遊具で楽しんだりする姿が見られるようになってきました。年明けからは、遊びだけでなく生活も共にする機会を設け、よりいっそう柔軟に環境に適応できるようにしていきたいと思っています。

なのは・はらだで稗田公園へ。
一緒に遊ぶの楽しいなぁ~!
なのは・はらだ合同で原田児童館へ。
さあ、ジャンプするよー!
なのは・はらだ合同で散歩。
みんなでワイワイ楽しいな♪
なのは・はらだ合同で城内通公園へ。
みんなでボール遊び楽しいね!

2020年10月21日~11月20日までの様子

2020年11月26日 木曜日カテゴリー: 園の取り組み

『食事の大切さ』
 秋と言えば〇〇の秋といろいろありますが、その一つに実りの秋がありますね。なのは乳児園の給食は、減農薬で作られた秋田県産の五分づき米を使用しています。〇分づき米とは、白米を10割の精米率としたら何割精米しているかで、通常スーパーなどでよく見かける真っ白い米は、白米です。五分づき米は、玄米ほど栄養分はありませんが、白米よりは栄養分があり玄米より食べやすくなっています。給食では栄養価ももちろん大切ですが、旬の素材を味わうこと、素材の味や食感を生かした味付け・調理法もとても大切に工夫しています。特に、乳児期は食事の基礎を作る時期であります。離乳食から普通食に移行し、様々な食材の味や食感を味わい、自分で食べる喜びを感じます。同時に、前歯でかじりとる、奥歯ですりつぶすといった、食事においてとても大切な動きも習得していきます。1歳半頃からは、少し硬さのあるものや少し大きめの物をかじりとる練習も必要ですね。多少の好き嫌いはあっても、“食べることが大好き”な子どもに育ってほしいと願っています。
 保育の中では食育活動として、だいな幼児園の栄養士にかぼちゃの話を聞き、実際に持ったり匂いをかいだり、種を触ってみたりしました。また、蒸したかぼちゃをつぶす経験もしました。そして、午前中下ごしらえしたものが15時のおやつのかぼちゃケーキになりました。子どもたちがとても嬉しそうに食べている姿を見ると、その経験こそが大切なのだと実感しました。そしてまた後日、かぼちゃを使ってかぼちゃのホットケーキ作りを行ないました。自分たちでかぼちゃをつぶし、粉も混ぜました。そして、目の前でプツプツ焼きあがるのを待ち、焼きたてアツアツのホットケーキをおいしそうに頬張ると、すぐに「おかわり!」の声が飛び交っていました。おいしく楽しい食事、大人も子ども大切にしていきたいですね。

かぼちゃの種を触ったよ!
だいな幼児園に翌日の昼食に使う野菜を展示しています。
「おやさい いっぱいあるね。」
かぼちゃのホットケーキ作り☆
かぼちゃをつぶしたよ!
まぜるのむずかしいな・・・
やきたてのアツアツ おいしいね!