活動ブログ: 園の取り組み
2021年10月21日~11月20日までの様子
2021年11月24日 水曜日カテゴリー: 園の取り組み
「環境の大切さ」
木々が黄や赤に色づき、ひらひらと舞い散る季節になってきました。子どもたちは、落ち葉を拾ったり、足で踏んで音を楽しんだり、五感で季節の移り変わりを感じています。一面に敷き詰められた落ち葉を舞い上げたり、埋もれてみたり、この時期ならではの体験に胸が躍ります。子ども達に負けないくらい、日々様々な感動を見つけてワクワクしたいものです。
さて、法人内では、「保育環境評価スケール」という、集団保育の質を総合的に評価する取り組みを行なっています。11月に職員が参加し、法人内の姉妹園を訪問しました。保育室や園庭などの環境はもちろん、保育者と子どもの関わりについても評価します。これらは全て子どもを取り巻く“環境”なのですが、安全性はもちろん、社会性、言語、知的能力の発達を導くための評価項目もあります。保育室の物的環境ひとつをとっても、季節、自然、科学、多様性、数・形・量などを意識した設定が望まれます。
12月、なのは乳児園でも評価スケールを受けます。そのために、職員で日々話し合いを重ね、保育室環境の見直しを行ない、子どもへの関わりを振り返っています。当日の評価も大切ですが、その前後の保育者同士の話し合いがよりいっそう大切だと感じています。施設の関係で、姉妹園からは2名のみの来園になるのですが、環境や保育者の関わりを見ていただき、今後に活かしていきたいと思っています。
2021年9月21日~10月20日までの様子
2021年10月26日 火曜日カテゴリー: 園の取り組み
『ドキドキ・ワクワクの運動会』
緊急事態宣言が解除され、無事に10月9日(土)第2回なのはらだ親子ふれあい運動会を開催しました。当日までに、会場のだいな幼児園でお稽古をしたり、サーキットに参加したりしていたものの、当日は大勢のお客さんを前に、とても緊張している様子が見受けられました。しかし、時間と共に少しずつ緊張が和らぎ、いつも通りの姿を見ていただくことができました。1歳児は、親子で体操、かけっこ、サーキット、2歳児はそれに加えてお友だちと2人組でフープや玉を使った協技を行ないました。少しの間、お父さんやお母さんと離れて友だちと頑張る時間。ドキドキしながらも、いつも仲良しのお友だちとなら頑張って協力して行なうことができていました。日頃からの関わりがこのような場面で見られると、子ども達の成長を感じ、私達保育者もとても嬉しく思います。
2021年8月21日~9月20日までの様子
2021年9月22日 水曜日カテゴリー: 園の取り組み
「一緒にね!」
10月の運動会に向け、少しずつおけいこが始まりました。今年も、はらだ乳児園と合同で開催します。1歳児はかけっこ、2歳児はかけっこに加えて2人組で協力して行なう『協技』があります。「競技」ではなく、友だちと協力して成し遂げるため「協技」と名付けています。今年は、2人組でフープと紅白玉を使って行なう協技です。おけいこの中で、自己主張や葛藤など様々な気持ちを経験しながら本番を迎えて欲しいと思います。本番は保護者の方がたくさん見に来て下さるので、どんな姿が見られるか分かりませんが、日々のおけいこでの経験を大切にしていきたいと思っています。
2021年7月21日~8月20日までの様子
2021年8月24日 火曜日カテゴリー: 園の取り組み
「新たな出会い」
7月から8月にかけて、同法人の原田児童館の小学生との交流がありました。2年生と4年生の4名が来園し、朝から昼食後までなのは乳児園の子ども達と過ごしました。風船やボールで一緒に遊んだり、絵本を読んでもらったり、昼食のお手伝いをしてもらったりしました。初めて会うお兄さん、お姉さんでしたが、すぐに打ち解けていました。いつも以上に満面の笑顔が見られる子もいて、職員が驚かされることもありました。職員が昼食の介助をすると嫌がる子が、お姉さんにあ~んと口に運んでもらうとパクリと食べていました。存分に甘えを受け止めてもらって、遊んでもらって、楽しいひと時となりました。職員にとっても、子ども達の新たな一面を見ることができ、貴重な機会でした。今後も、この貴重な出会いを大切にしていきたいと思います。
2021年6月21日~7月20日までの様子
2021年7月21日 水曜日カテゴリー: 園の取り組み
“なのはらだいな”
ご存じの方も多いと思いますが、なのは乳児園の近辺には姉妹園がたくさんあります。70mの距離にあり、合同保育・行事を行なっており関わりが多いはらだ乳児園、給食を作ってもらったり、合同での行事・体育遊びをしたりしているだいな幼児園、合同で土曜保育を行なっているなかはらこども園。神戸には他にも元町はっと保育園、はっとこども園があり、姉妹園と日々の保育について検討会を行なったり、研修を行なったりしています。こんなにも近距離にたくさんの姉妹園があることにより、保育者同士の情報交換がしやすく、実際に園を見学したり、一緒に研修を行なったりと学びの機会が多いので恵まれているなと感じます。
7月に、なのはらだいな(なのは乳児園・はらだ乳児園・だいな幼児園)の3園で保育者交換を行ないました。3園から1名ずつ姉妹園に出向き、1日そこの園の保育者として勤務します。なのは乳児園には、だいな幼児園の保育者が来ました。顔馴染みの保育者が多いためか子ども達は人見知りする様子もなく、すんなりと溶け込んで、絵本を読んでもらったり、ままごとをしたりして一緒に楽しく過ごしていました。子ども達が午睡に入ると、職員全員でその日の保育を振り返ります。なのはの良かった点や、ここは改善した方がよりよくなるのではないか、といった意見交換を行ないました。話し合いの中で、小規模園からだいな幼児園に入園した子は、とても落ち着いていて気持ちのぶつかり合いが少ない。小規模園でしっかり気持ちを受け止めてもらい、丁寧に関われているからではないかという話が出ました。
気持ちのぶつかり合いが少ないことが良いかどうかは別にして、確かになのは乳児園は少人数での生活のため、子ども一人ひとりに目が届きやすく、細やかで深い関わりができます。距離も近い分、気持ちのちょっとした変化にも気づいて対応ができていると感じます。このように、なのはを卒園した後も卒園児の様子を見たり聞いたりでき、それをまた保育に生かすことができる姉妹園の存在は貴重です。これからも、姉妹園の保育者との連携を大切に、お互い学び合える関係を構築していきたいと思います。