活動ブログ: 園の取り組み
2021年5月21日~6月20日までの様子
2021年6月26日 土曜日カテゴリー: 園の取り組み
「絵の具あそび」
なのは乳児園では、法人種の会のマークやイラストを描いて下さった、おかだ美保さんの絵の具の3原色(赤・青・黄)を使った絵の具あそびの研修を受け、保育に取り入れています。まず、たっぷりの水で濡らした画用紙と絵の具を用意します。紙に絵の具を付けるとじわっと色が広がります。そして指や手の平を使って広げていきます。そこに別の色を付けると色が混ざり合います。広げていくと、3つの色以外の色が無限に広がります。色の発見です。初めは、絵の具を触れることに抵抗がある子どももいますが、慣れてくると、絵の具の広がりを楽しんだり、夢中になって両手で感触を楽しんだりしています。時には身体全体で感じています。これを排出あそびと呼んでいます。
何色もある既製の絵の具を使うこともできますが、3つの色から作り出される色は無限大です。その時の気分や状態によって“自分の色”を創り出だせるところが、この絵の具あそびの魅力です。
2021年4月21日~5月20日までの様子
2021年5月21日 金曜日カテゴリー: 園の取り組み
『ウキウキ・ワクワク』
新年度が始まりもうすぐ2カ月が経とうとしています。響き渡っていた泣き声はすっかり減り、たくさんの笑顔や笑い声が溢れています。好きな玩具が見つかったり、お気に入りの場所があったりします。また、泣いているお友だちにティッシュを渡したり、頭を撫でたりする姿も見られるようになってきました。2歳児の関係性は昨年より一段と深まり、会話を楽しんだり遊びを共有したりと、今までとは違った遊びも広がってきています。
子どもたちのブームはダンゴムシ探し。公園に行くと、地面に釘付けになってダンゴムシを探して観察しています。葉っぱの下に居ることもちゃんと分かっています。そして、ある日の活動で、2歳児を中心にみんなでダンゴムシになってみよう!と、ハイハイで進んだり、小さく丸まったり、仰向けになって足をジタバタしたりして動きを楽しみました。次に新聞紙を葉っぱに見立てて被って隠れます。保育者に見つかると捕まるので、ドキドキした表情で隠れる子や、見つかるのが楽しくて新聞紙を脱ぐ子もいました。みんな見つかってしまうと、嬉しそうに捕まっています。関係性ができてきた保育者に捕まって抱っこしてもらうというワクワク感や特別感もあったようです。
子ども達の興味からうまく保育に結び付けられると、こんなにも子どもの表情が活き活きしていて楽しい気持ちが伝わってくるのだと改めて実感した活動でした。これからも、ウキウキ・ワクワクするような活動ができるように、子どもの興味にアンテナを張っていきたいと思います。
2021年3月21日~4月20日までの様子
2021年4月23日 金曜日カテゴリー: 園の取り組み
『始まりの春』
3月31日に2歳児の卒園お祝い会をしました。どの子も晴れ晴れとした顔で、自分の名前や次に行く園を発表してくれました。卒園証書を手渡すと際、子ども達は今日で最後ということを理解していて、保育者に抱き着いてお別れをする姿は感動的でした。なのは乳児園で育んだ力を糧に、新しい園でも輝いていて欲しいと願います。
そして、翌日の4月1日、新入園児9名を迎え入れました。新しい場所や保育者に不安いっぱいの表情を見せてくれた新入園児さん。入園お祝い会の翌日から慣らし保育がスタートし、なのはには元気な泣き声が響き渡りました。しかし、日が経つにつれて泣き声が減りキャッキャと笑い声も聞こえるようになり、保育者一同、「○○くん、こんな笑い方するんだ!」と驚いた日もありました。一人一人のペースで確実に園や保育者に慣れていく様子が見られ一安心です。これから、どんな表情を見せてくれるようになるのか楽しみです。
保護者の方とは、子どもにとってどうすることが一番いいかな?と、日々一緒に考えながら一丸なって子ども達の成長を育んでいきたいと思っています。ご家庭での様子や、保護者の方の意向を聞くことが、子どもへの関わりに必要です。ぜひ、たくさんお話していただき、支え合っていきましょう。
2021年2月21日~3月20日までの様子
2021年3月25日 木曜日カテゴリー: 園の取り組み
「新年度に向けて」
3月は1年の締めくくりの月で、何だかそわそわする時期ですね。園でも、3月は卒園児、進級児、新入園児の準備を少し慌ただしく行なっています。同時に、子ども達も新年度に向けての準備をしています。今年は3月中旬よりはらだ乳児園の子どもと合同で、2歳児はだいな幼児園で、1歳児ははらだ乳児園で過ごしています。2歳児は、小規模集団から大規模集団へと移る準備です。今までは、12名程の少人数で生活していましたが、4月からは何十人という集団での生活が始まります。3月31日から4月1日にパッと切り替わり、新しい生活が始まるとどうでしょう。大人でも不安や緊張で押しつぶされそうですよね。少しでもそんな不安を減らして4月を迎えられるよう、まず慣れ親しんだ職員や友だちと一緒に大きな集団で生活することにより、徐々に慣れていけるようにしています。日頃から交流のあるだいな幼児園とはいえ、朝の受け入れ時や午睡時に自園の職員が居ないと少し不安になる子もいます。しかし、そんな時間はほんの数分で、すぐにお兄さんお姉さんに交じって、遊びを学んだり様々なルールややり方を教えてもらったりしながら楽しく過ごしています。子どもの順応する力は計り知れないです。4月からの園はそれぞれ異なりますが、今の時期に経験したことを糧にしてそれぞれが新しい園に羽ばたいて行って欲しいと願っています。
一方で1歳児はというと、2歳児がいない生活になり、“自分達がしっかりしないと”という気持ちの表れなのか、ちょっぴりお兄さんお姉さんになっています。4月に落ち着いて新入園児を迎え入れられるように、新しい職員とも関係性を築いていきたいと思っています。
2021年1月21日~2月20日までの様子
2021年3月1日 月曜日カテゴリー: 園の取り組み
『真っ白いプレゼント♪』
1年で最も気温が下がり、例年感染症が流行る時期でしたが、今年は体調を崩す子もほぼ皆無で毎日賑やかな声が響いていました。コロナ対策が功を奏したのでしょうか。どちらにせよ、施設内や玩具の消毒、手洗い・消毒の徹底、30分に1度の換気が有効であることは間違いないようです。引き続き、感染症予防に努め、今年度も無事に終えられるよう願うばかりです。
先日、業者さんからクーラーボックスいっぱいに詰まった雪のプレゼントがありました。今年は雪が降る日が多く、チラチラ降る雪を窓から眺めたり触ったりする機会が何度かあったのですが、真っ白い山盛りの雪を見るのは初めてだったのではないでしょうか。クーラーボックスを開いた途端、子ども達は一斉に雪を手に取り、「つめた~い!」「ゆきだるまつくる♪」とそれぞれに感触を楽しんだり、雪を固めて形作ることを楽しんでいました。温暖なこの地域で雪が積もるのは稀ですので、子ども達にとって貴重な体験になったことと思います。