活動ブログ

夏祭りへの道のり

8月25日に夏祭りがありました。あかおれんじグループでは、当日に向けて7月から話し合いを重ねてきました。話し合いのテーマは“なんのお店をやりたいか”です。

最初の話し合いでは食べ物系と遊ぶ系とどちらも10近い数の候補があがりましたが、その中でも人気があったのは“マニキュア・お化け屋敷・金魚すくい”の3つでした。

しかし、よく聞いてみるとマニキュアをしたい子の主張は「自分が可愛くなりたいから」というもの。自分達のして欲しいことを決める場ではなかったので、候補から消えました。

残る2つの中では“お化け屋敷”の声が多かったので、お化け屋敷をテーマにトピックウェブを作りました。いろいろなアイディアが出たものの、ここで問題発生!

きいろみどりグループと“お化け屋敷”が被ったのです。しかし、被ったからと言ってテーマを変えないといけないわけではありません。大事なのは子供達の気持ちです。「どうする?」「きいろみどりグループに負けないくらいやりたい気持ちある?」と聞いてみると…

子供達の答えは「うーん…(笑)」「じゃあ、きんぎょすくいにする」。そんなにやりたいわけじゃなかったのか?というとそうではありません。柔軟にテーマ変更しながらも、お化けへの思いは消えず“お化け&金魚すくい”に決定しました。

まずは、とてもやりたかったお化け作りから。子供達からは、ろくろくび・一つ目小僧・ 傘お化けなど5、6種類のお化け案が出ました。

が、、、「描けなーい」「難しい」との声から“作れたら作ろう”ということになりました。“お化けが作りたいという理想”と“描けないという現実”の壁にぶつかった子供達。

次に金魚作りを進めました。始めは平面で描いていたものの「立体にしたい」、「本物みたいに水に浮かべたい」という意見が出ました。そこで材料はカラーポリ袋と発砲スチロールの梱包材を用意し作り始めました。

何色の金魚がいいかなと考えながら色を選んでいた子供達。本物に近い色を選ぼうとする子もいれば、他のクラスやグループの子が喜んでくれるように可愛い色にしようという子もいました。大きさや色を工夫したり、水に浮かべられるよう繰り返し試行錯誤してきました。

そして迎えた本番。金魚すくいのお店は大繁盛!店番に立つ子供達は、お客さんにすくい方を伝え、お客さんに楽しんでもらえるよう手際よく動いていました。回数を重ねていくうちに堂々とした出で立ちに変わっていく姿が見られ、頼もしく感じました。

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