活動ブログ: 2019年 7月
2019年7月
2019年7月26日 金曜日カテゴリー: 園の取り組み
ダイナミックにあそべる夏がやってきました。全身濡れても、汚れても、最後にシャワーでさっぱり洗い流せるので、他の季節にはできないダイナミックなあそびがたくさんできるのです。 6月25日からスタートしたプールあそび。今年は1歳児6名と2歳児6名のグループに分かれて入水しています。
1歳児は、プールの中に座って水面のキラキラをじーっと観察したり、シャワーの音に耳を澄ませたり、水中で手足を動かして水の感触(水温、抵抗、水圧)を感じたり、カップに水を移し替えたり、またその水を飲もうとして保育者にとめられたりしながら、五感を使って水を楽しんでいます。
2歳児は、シャワーのトンネルをくぐったり、保育者と水かけ競争をしたり、水中をワニ歩き(腹ばい)したりして、水しぶきの中で全身で水と戯れています。保育者が「給食の時間だからプールはおしまいにしようか。」と誘うと、子ども達から「イヤ!(もっとあそびたい!)」の声が幾重にも重なって返ってきます。
1,2歳児の中には、プールを怖がる子どももいますが、それも自然な姿です。プールの外側でおもちゃであそんだり、タライの水に手を入れてあそんでいる内に、少しずつ緊張がとけていきます。保育者が頃合いを見ながら、次のあそびに誘いかけています。 梅雨のため、プールの開催はまだ数回ですが、8月21日のプールじまいまで継続的にプールあそびをします。子ども一人ひとりのペースを大切にしながら、水に慣れ親しんでいきます。
室内では、片栗粉あそびをしました。保育室一面にブルーシートを広げ、タライの中や外で片栗粉の感触にふれました。粉のままで触れるとサラサラのパウダー状、少し水を加えるとモサモサのだんご状に、さらに水を加えるとトロトロの粘液状に変化していきます。手の中に握った瞬間は固形なのに、手の中で液体に変わりとろけて流れ落ちていく不思議な感触。子ども達は夢中で楽しんでいました。片栗粉を使ってアイスクリーム屋さんごっこが始まったり、全身片栗粉になった姿を「みて、みて!」と子ども同士で見せあったりしながら楽しんでいました。