活動ブログ: 2019年10月
2019年10月
2019年10月29日 火曜日カテゴリー: 園の取り組み
『運動会』
10月1日、はらだ・なのは乳児園合同で運動会をしました。プログラムは、「①バナナくん体操」「②リトミック」「③おっかけ玉入れ」「④かけっこ」「⑤2歳児協技 電車でGO」「⑥親子でメリーゴーランド」の6種目です。この日は夏が戻ったように暑い日でしたが、子ども達は広い公園内をかけまわり、のびのびと体を動かしました。
「②リトミック」は、さくらさくらんぼのリズムを中心に春から継続的に取り組んできました。今では、ピアノのメロディを聞いただけで、何の表現か(動物・物・自然現象)わかるようになり、曲の大きさやテンポに合わせて動けるようになっています。普段は室内でするリトミックですが、運動会では初めて屋外で行ないました。子ども達は解放感いっぱいに体を動かし、リズムに乗っていました。 「⑤2歳児協技 電車でGO」は、競技ではなく協技種目です。2歳児が2人組になり、電車になって出発進行します。1人はフープの中に入り運転士役、1人はフープの後ろにつかまり乗客役です。折り返し地点までくると、運転士と乗客でポジションを交代し、復路進行します。運動会当日まで、2歳児でこの協技を繰り返し取り組みました。初めは、子ども同士で気持ちがぶつかったり、時間がかかったりしましたが、経験を重ねる内に、自分の思いに加えて相手にも「こうしたい」という思いがあることに気づくようになりました。運動会本番でも、子ども同士で協力し、全ペアがゴールできました。
『アオムシが蝶に』
先月からはらだ乳児園で飼育していたアオムシがさなぎになりました。 それから10日後の朝、無事に羽化しアゲハ蝶になりました。登園した子ども達は虫かごの周りに集まって、美しい姿に変態した蝶をまじまじと見つめていました。絵本の「はらぺこあおむし」の世界を現実に体感した瞬間でした。同日、公園でアゲハ蝶を空に放して見送りました。初めはなかなか飛び立とうとしないアゲハ蝶でしたが、時間をかけてついに空を飛びました。子ども達から歓声があがりました。
翌週、子ども達とある制作に取りかかりました。1人に1枚、大きなビニール袋を用意し、油性ペンやシールで好きな模様をつけました。そうこれは…、自分の羽です。公園に行き、制作した羽を背中につけると、子ども達は元気に飛びました。両手を羽ばたかせたり、羽にうける風を感じたりて公園内をかけまわり、蝶になりきってあそんでいました。