活動ブログ: 2020年
2020年11月21日~12月20日までの様子
2020年12月25日 金曜日カテゴリー: 園の取り組み
『ワクワクがいっぱい』
今年も残すところあと少しですね。12月に入り、日が暮れるのがとても早くなりました。それでも子ども達の“外に行きたい欲”は健在。特におやつ後16時頃になると園の近くのお家のイルミネーションが輝き始めるので、この欲はますます膨らむのです。そこで空が暗くなる前(だいたい16時~16時半)に散歩に行くことにしました。歩いて数分で、イルミネーションが綺麗なお家に着きます。見上げると棒状のものにライトが付いていて、上から下に向かって順にピカピカ光っています。「雨が降っているみたい!」「サンタさん来るね~!」と思い思いに盛り上がっていました。そしてその帰り道、落とし物の手袋を発見。いつも読んでいる絵本『てぶくろ』に出てくる光景とそっくりなことに気付いた子ども達は、次々に「ぴょんぴょんがえるが(中に)いるんちゃう?」「おしゃれぎつねかな?」「くまははいられへんわ~!」と想像を膨らませて、ワクワクした様子で話をしていました。
次の日、2歳児の熱意を感じ、大きな手袋を作ることにしました。ビニールシートにマジックで絵を描いて、手袋の形にテープで貼って、あっという間に完成です。2人ずつ入るのが限界ですが、それぞれが好きな動物になりきって、「ぼくもいれて。」「どうぞ。」と絵本のセリフを真似してやりとりし、上手に交替しながら、ごっこ遊びを楽しんでいました。
最近では1歳児も2歳児もしっかりと集中力がつき、絵本を最後まで見ることができるようになってきました。また2歳児はストーリをよく理解しており、絵本終わりにクイズ大会をすると、内容を思い出し、答えることができます。今後も子ども達の興味に合った絵本や活動を考えるのはもちろんですが、興味・関心に繋がるようなしかけ作りを意識して保育を行なっていきたいと思います。
2020年10月21日~11月20日までの様子
2020年11月26日 木曜日カテゴリー: 園の取り組み
『ちいさい秋、みーつけた』
朝夕肌寒く感じることが多くなってきましたが、日中は日差しが気持ちよく、散歩にピッタリな気候です。子ども達は牛乳パックでマイバッグを作り、どんぐりやまつぼっくり、色付いた葉っぱなど秋の自然物探しを日々楽しんでいます。葉っぱを拾うと、「おみやげ!」と毎日のように園に持ち帰り、本にしたり、部屋に飾ったりして眺めています。ただ、どんぐり探しはなかなかの難易度です。土と同化して見つけにくかったり、上に落ち葉がかぶさって隠れてしまっていたり…。はじめは保育者が見つけたものを「〇〇がもらう」「〇〇にちょうだい」と取り合いになっていましたが、見つけ方の“コツ”を伝えると、少しずつ自分で見つけることができるようになり、すっかりどんぐり探しの名人に。「はっけん!」「こっちもはっけん!」とあちこちで声が上がり、大盛り上がり。マイバッグにこぼれそうな程どんぐりを拾うと、喜んで帰園しました。今後は、この葉っぱやどんぐりを使った制作を、子ども達と相談しながら、楽しんで行なっていきたいと思います。
また、室内での活動も秋を意識して行なっています。月に1~2回取り組んでいる食育やクッキングでは、旬のきのこを使ってカレー作りをしました。エプロンと三角巾を身に付けた2歳児が、しめじ・まいたけ・エリンギを手で小さく割きます。それぞれのきのこを見比べながら、「(しめじは)ぼうしがある」「(エリンギは)もちてがある」「(まいたけは)なんかちがう」と興味津々の様子。炒めたり、煮たりするのは保育者の役割でしたが、子ども達から見える場所で行なうと、状態の変化にも気付きことができ、新しい発見をしたようで目を輝かせていました。
いろんな秋に出会えたこの1ヵ月。これからも季節を感じながら、様々な活動を楽しんでいきたいと思います。
2020年9月21日~10月20日までの様子
2020年10月23日 金曜日カテゴリー: 園の取り組み
『スポーツの秋』
戸外あそびに最適な季節になり、午前中はもちろん、午後も外に出る機会が増えてきました。公園から帰ってくると、「おおきいすべりだいしてきた」「たのしかったわ」と満足した表情で報告をしてくれる子ども達です。午後は遠くまで行くことがなかなか難しいのですが、玄関前でしゃぼん玉をしたり、バギーの中でかくれんぼをしたりして喜んでいます。外の空気がおいしいようです。
この1ヵ月は運動会に向け、2歳児は簡単なルールのある遊びやサーキットを中心に楽しみました。その中でもフープやパフリングは大人気。「わたしがつかうの!」「とらないで!」とトラブルになる場面も多く見られましたが、繰り返し遊んでいくと、「どうぞ!」「(フープに)いっしょにはいろう!」と譲り合ったり、誘い合ったりするようになり、友だちと一緒にする楽しさに気付く子ども達でした。運動会当日はたくさんの保護者の方と一緒に、素敵な時間を過ごすことができました。子ども達はキラキラ笑顔で楽しんだり、抱っこで参加したり、興奮して走ったりと、それぞれにいろいろなことを感じ取った様子でした。“今この瞬間”にしか味わえない特別な時間となりました。
1歳児は様々な場所に出かけて存分に体を動かして楽しみました。目的地までの道のりを最後まで歩くことはまだまだ難しいですが、意欲はバッチリ!バギーと歩きを交替しながら(早い時は1、2分で交替することも…)目的地を目指します。岩屋公園に行った際は、阪神電車を至近距離で見ることができて大興奮。「あお」「あか」と電車の色に興味を持って眺めていました。公園の中央にある大きな岩山のすべり台にも果敢に挑戦。コツを掴むとスイスイ上ってしまい驚きました。
10月に入り、公園の木の下にはどんぐりや松ぼっくりが落ちていることが増えてきました。今後は秋の自然物探しを楽しんだり、自然物を使った制作を楽しんだりしていきたいと思います。
2020年8月21日~9月20日までの様子
2020年9月25日 金曜日カテゴリー: 園の取り組み
『一緒にすると楽しさ倍増!』
お盆が過ぎても、暑さは厳しく、じっとしていても汗が出てくる程。8月31日のプールじまいの日までは思う存分プールを楽しみました。普段は小さなプールでチャプチャプと遊んでいますが、動きがダイナミックな2歳児には少し狭そう。そこでだいな幼児園に相談し、一緒に入れてもらうことにしました。せっかくの機会なので1歳児も一緒に行きました。広いプール、いつもより深い水、少しの緊張感とワクワクする気持ちで入水しました。はじめはプールの縁につかまり、恐る恐る歩く子ども達でしたが、慣れてくると保育者の足のトンネルをくぐったり、宝物に見立てた玩具を拾ったりして大喜びの様子でした。
また8月28日は、だいな幼児園にておまつりごっこをしました。登園時より甚平を着てニコニコ顔の子ども達。「みてー!おはなやでー!」「ピンク!」とファッションショーのように得意気に見せてくれました。そして、いよいよだいな幼児園へ。体育あそびやプールで何度も訪れている場所ですが、いつもと違う雰囲気に固まってしまう姿が多く見られました。それでも、知っている保育者を見つけると駆け寄り、安心した様子で遊び始めました。大好きなプールの中にヨーヨーが浮かんでいて、大興奮。全身がビチャビチャに濡れるくらい夢中で楽しみました。だいな幼児園の子ども達のお店屋さんにも興味津々で、カードにシールを貼ってもらったり、売り物のネックレスやキャンディをもらおうとアピールしたりと必死でした。また、昼食やおやつは屋台メニューで、本当のおまつりのようでした。今年はなかなかおまつり気分を味わう機会がないので、よい経験になりました。
9月の後半からは運動会に向け、なのは乳児園の子ども達と一緒に遊ぶ機会が増えます。合わせて24名の集団になり、子ども同士の関わりも活発になり、また人数が増えることでトラブルが増えることが予測されます。その都度保育者は子どもの思いに寄り添い、一緒に喜んだり、楽しんだり、悔しがったり、悲しんだりしながらみんなで成長し、様々な感情を共有していきたいと思います。
2020年7月21日~8月20日までの様子
2020年8月25日 火曜日カテゴリー: 園の取り組み
『プールシーズン到来!』
梅雨明けまで肌寒く、なかなかプールに入れないと悩んでいたのが嘘のように猛暑続きの毎日です。それでも暑さに負けず、夏のあそびを意欲的に楽しんでいる子ども達。1歳児(今年度入園)の子ども達にとっては、はらだ乳児園で過ごす初めての夏です。大好きなプール、感触あそびに躊躇することなく、興味津々に取り組んでいます。
プール活動は、日によって年齢別・異年齢でグループ分けをして行なっています。年齢別では、2歳児はみんなでワニになってプール内をグルグル回ったり、タライに溜めた水を頭から被ったりして、アクティブに、そしてダイナミックにあそびを展開!プールから上がると「あたまからかぶれてん。ぜーんぜんこわくないわ。」と得意気に話しています。1歳児はそれぞれ思い思いにおもちゃを使ってあそび、水に触れて、ゆったりとリラックスして過ごしています。外から見ると温泉に浸かっているようで、とても気持ちよさそうです。 異年齢では、2歳児の姿を見て刺激を受けた1歳児が勇気を出してワニになってみたり、“小さいお友だち”が一緒にあそんでいることに気付いた2歳児が自分のあそびを楽しみながらも【水をかけてしまわないように】【ぶつからないように】と、気にかけている姿が見られます。
決して広くはないプール。そして保育室。もう少し広ければいいのにな…と思うことも多々ありますが、この環境の中で、様々な活動を通して友だちを思いやる気持ちや、自分もやってみようという気持ちを育てていけるような関わりを大切にしていきたいと思います。