活動ブログ: 2020年11月
2020年10月21日~11月20日までの様子
2020年11月26日 木曜日カテゴリー: 園の取り組み
『ちいさい秋、みーつけた』
朝夕肌寒く感じることが多くなってきましたが、日中は日差しが気持ちよく、散歩にピッタリな気候です。子ども達は牛乳パックでマイバッグを作り、どんぐりやまつぼっくり、色付いた葉っぱなど秋の自然物探しを日々楽しんでいます。葉っぱを拾うと、「おみやげ!」と毎日のように園に持ち帰り、本にしたり、部屋に飾ったりして眺めています。ただ、どんぐり探しはなかなかの難易度です。土と同化して見つけにくかったり、上に落ち葉がかぶさって隠れてしまっていたり…。はじめは保育者が見つけたものを「〇〇がもらう」「〇〇にちょうだい」と取り合いになっていましたが、見つけ方の“コツ”を伝えると、少しずつ自分で見つけることができるようになり、すっかりどんぐり探しの名人に。「はっけん!」「こっちもはっけん!」とあちこちで声が上がり、大盛り上がり。マイバッグにこぼれそうな程どんぐりを拾うと、喜んで帰園しました。今後は、この葉っぱやどんぐりを使った制作を、子ども達と相談しながら、楽しんで行なっていきたいと思います。
また、室内での活動も秋を意識して行なっています。月に1~2回取り組んでいる食育やクッキングでは、旬のきのこを使ってカレー作りをしました。エプロンと三角巾を身に付けた2歳児が、しめじ・まいたけ・エリンギを手で小さく割きます。それぞれのきのこを見比べながら、「(しめじは)ぼうしがある」「(エリンギは)もちてがある」「(まいたけは)なんかちがう」と興味津々の様子。炒めたり、煮たりするのは保育者の役割でしたが、子ども達から見える場所で行なうと、状態の変化にも気付きことができ、新しい発見をしたようで目を輝かせていました。
いろんな秋に出会えたこの1ヵ月。これからも季節を感じながら、様々な活動を楽しんでいきたいと思います。