活動ブログ
2020年9月21日~10月20日までの様子
2020年10月23日 金曜日カテゴリー: 園の取り組み
『スポーツの秋』
戸外あそびに最適な季節になり、午前中はもちろん、午後も外に出る機会が増えてきました。公園から帰ってくると、「おおきいすべりだいしてきた」「たのしかったわ」と満足した表情で報告をしてくれる子ども達です。午後は遠くまで行くことがなかなか難しいのですが、玄関前でしゃぼん玉をしたり、バギーの中でかくれんぼをしたりして喜んでいます。外の空気がおいしいようです。
この1ヵ月は運動会に向け、2歳児は簡単なルールのある遊びやサーキットを中心に楽しみました。その中でもフープやパフリングは大人気。「わたしがつかうの!」「とらないで!」とトラブルになる場面も多く見られましたが、繰り返し遊んでいくと、「どうぞ!」「(フープに)いっしょにはいろう!」と譲り合ったり、誘い合ったりするようになり、友だちと一緒にする楽しさに気付く子ども達でした。運動会当日はたくさんの保護者の方と一緒に、素敵な時間を過ごすことができました。子ども達はキラキラ笑顔で楽しんだり、抱っこで参加したり、興奮して走ったりと、それぞれにいろいろなことを感じ取った様子でした。“今この瞬間”にしか味わえない特別な時間となりました。
1歳児は様々な場所に出かけて存分に体を動かして楽しみました。目的地までの道のりを最後まで歩くことはまだまだ難しいですが、意欲はバッチリ!バギーと歩きを交替しながら(早い時は1、2分で交替することも…)目的地を目指します。岩屋公園に行った際は、阪神電車を至近距離で見ることができて大興奮。「あお」「あか」と電車の色に興味を持って眺めていました。公園の中央にある大きな岩山のすべり台にも果敢に挑戦。コツを掴むとスイスイ上ってしまい驚きました。
10月に入り、公園の木の下にはどんぐりや松ぼっくりが落ちていることが増えてきました。今後は秋の自然物探しを楽しんだり、自然物を使った制作を楽しんだりしていきたいと思います。
2020年8月21日~9月20日までの様子
2020年9月25日 金曜日カテゴリー: 園の取り組み
『一緒にすると楽しさ倍増!』
お盆が過ぎても、暑さは厳しく、じっとしていても汗が出てくる程。8月31日のプールじまいの日までは思う存分プールを楽しみました。普段は小さなプールでチャプチャプと遊んでいますが、動きがダイナミックな2歳児には少し狭そう。そこでだいな幼児園に相談し、一緒に入れてもらうことにしました。せっかくの機会なので1歳児も一緒に行きました。広いプール、いつもより深い水、少しの緊張感とワクワクする気持ちで入水しました。はじめはプールの縁につかまり、恐る恐る歩く子ども達でしたが、慣れてくると保育者の足のトンネルをくぐったり、宝物に見立てた玩具を拾ったりして大喜びの様子でした。
また8月28日は、だいな幼児園にておまつりごっこをしました。登園時より甚平を着てニコニコ顔の子ども達。「みてー!おはなやでー!」「ピンク!」とファッションショーのように得意気に見せてくれました。そして、いよいよだいな幼児園へ。体育あそびやプールで何度も訪れている場所ですが、いつもと違う雰囲気に固まってしまう姿が多く見られました。それでも、知っている保育者を見つけると駆け寄り、安心した様子で遊び始めました。大好きなプールの中にヨーヨーが浮かんでいて、大興奮。全身がビチャビチャに濡れるくらい夢中で楽しみました。だいな幼児園の子ども達のお店屋さんにも興味津々で、カードにシールを貼ってもらったり、売り物のネックレスやキャンディをもらおうとアピールしたりと必死でした。また、昼食やおやつは屋台メニューで、本当のおまつりのようでした。今年はなかなかおまつり気分を味わう機会がないので、よい経験になりました。
9月の後半からは運動会に向け、なのは乳児園の子ども達と一緒に遊ぶ機会が増えます。合わせて24名の集団になり、子ども同士の関わりも活発になり、また人数が増えることでトラブルが増えることが予測されます。その都度保育者は子どもの思いに寄り添い、一緒に喜んだり、楽しんだり、悔しがったり、悲しんだりしながらみんなで成長し、様々な感情を共有していきたいと思います。
2020年7月21日~8月20日までの様子
2020年8月25日 火曜日カテゴリー: 園の取り組み
『プールシーズン到来!』
梅雨明けまで肌寒く、なかなかプールに入れないと悩んでいたのが嘘のように猛暑続きの毎日です。それでも暑さに負けず、夏のあそびを意欲的に楽しんでいる子ども達。1歳児(今年度入園)の子ども達にとっては、はらだ乳児園で過ごす初めての夏です。大好きなプール、感触あそびに躊躇することなく、興味津々に取り組んでいます。
プール活動は、日によって年齢別・異年齢でグループ分けをして行なっています。年齢別では、2歳児はみんなでワニになってプール内をグルグル回ったり、タライに溜めた水を頭から被ったりして、アクティブに、そしてダイナミックにあそびを展開!プールから上がると「あたまからかぶれてん。ぜーんぜんこわくないわ。」と得意気に話しています。1歳児はそれぞれ思い思いにおもちゃを使ってあそび、水に触れて、ゆったりとリラックスして過ごしています。外から見ると温泉に浸かっているようで、とても気持ちよさそうです。 異年齢では、2歳児の姿を見て刺激を受けた1歳児が勇気を出してワニになってみたり、“小さいお友だち”が一緒にあそんでいることに気付いた2歳児が自分のあそびを楽しみながらも【水をかけてしまわないように】【ぶつからないように】と、気にかけている姿が見られます。
決して広くはないプール。そして保育室。もう少し広ければいいのにな…と思うことも多々ありますが、この環境の中で、様々な活動を通して友だちを思いやる気持ちや、自分もやってみようという気持ちを育てていけるような関わりを大切にしていきたいと思います。
2020年6月21日~7月20日までの様子
2020年7月22日 水曜日カテゴリー: 園の取り組み
『夏といえば感触あそび!!』
雨のシーズン到来です。今年は雨の日が多いですが、様々な感触あそびをして室内でも満足して過ごしています。寒天あそびでは、4色の寒天を用意しました。子ども達の前に置くと、まず表面を撫でてツルツルの感触に喜び、次に指で穴を開けてプルっとした感触に気持ち良さそうにしていました。2歳児は細かく潰したものをカップに入れたり、色を混ぜ合わせたりして子ども達であそびを展開して楽しんでいました。
トイレットペーパーあそびでは、ちぎれるまで引っ張ったり、転がしたり、体に巻きつけたりと、普段できないことをして大喜び。40分程飽きることなくあそび続けていました。後日、このトイレットペーパーは粘土に姿を変えました。2歳児は遊んだことがあったので、躊躇することなく揉んだり 握ったり、落としたりしていました。1歳児は初めての経験だったので、触ることに戸惑いがある子どもが多かったですが、興味はあるようで、少しずつ手が伸びていくという姿が見られました。保育者は子ども達の表情を見ながら、“今どんなことを感じているのかな~?”と想像しながら温かく見守っています。
また、梅雨の中休みを狙って、玄関前で水あそびやボディペインティングをしました。新入園児にとっては、はらだ乳児園での初めての夏のあそび。“きっと喜んでくれる!”と期待して活動に入りました。案の定泣く姿はなく、全力であそびを楽しむ子ども達。水あそびでは、カップからペットボトルへ水の移し替えをしたり、花壇に水をかけたりして楽しんでいました。少しだけ色水を作ると2歳児は「なんのジュースにする?」「はい!みかんでーす。」とジュース屋さんになりきって、友だちや保育者に渡して喜ぶ姿が見られました。
ボディペインティングでは、始めこそガラスや体に絵の具を付けることに戸惑いがある様子でしたが、だんだんとダイナミックになり、終わる頃にはありとあらゆる所に絵の具を付けて満面の笑みでした。これから夏本番。暑さに負けず、夏ならではのあそびをたくさんしていきたいと思います。
2020年5月21日~6月20日までの様子
2020年6月25日 木曜日カテゴリー: 園の取り組み
『安心できる場所、人との出会い』
5月後半になっても自粛期間が続き、だいな幼児園で合同保育を行ないました。だいな幼児園での生活に慣れ、朝のお集りから戸外遊びへといつものルーティーンで過ごし、子ども達も安心して生活することができました。そんな中で1番嬉しいこと。それは何といっても公園が近い!はらだ乳児園から最も近い公園でも子どもの足で片道10分弱あります。普段公園に着くまで何度もくじけそうになりながら、保育者に励まされ、何とか歩く…という過程がありますが、それがありません。外に出て数分後には遊べる環境です。砂場で泥んこになったり、広場を探索したり、スプリング遊具によじ登ったりして、ヘトヘトになるまで思い切り楽しむことができました。
そして6月1日からはらだ乳児園での保育が再開しました。約1カ月半ぶり(お休みの長い子どもでは約3カ月ぶり)の登園。新入園児は初登園。どのような表情で来るだろうかとワクワクする気持ちと少しの緊張で朝を迎えました。登園時、子ども達の姿は本当に様々でした。「明日はらだ行く~。」と前日から楽しみにしていてニコニコ笑顔で登園する子、久しぶりの“いってらっしゃい”に寂しさを感じて涙する子、ただただ固まってしまう子、たくさんのおもちゃにキョロキョロする子。どんな姿でもギュッと抱きしめたり、「大丈夫だよ。お友だちも一緒だよ。」と安心できるように声をかけたりして、保育者は温かく迎え入れます。少しずつ緊張がほぐれ、子ども達がおしゃべりを始めるとビックリしました。「〇〇ちゃんもするの?」「いいよ、一緒にしよか。」と子ども同士で会話し、解決し、笑い合っていたのです。体の成長、言葉の成長を実感することができた瞬間でした。
6月15日、無事に新入園児全員迎え入れることができ、はらだ乳児園全12名が揃いました。これからも、子ども達の成長をしっかりと見守り、丁寧な関わりをしていきたいと思います。