活動ブログ

2019年9月

2019年9月28日 土曜日カテゴリー: 園の取り組み

 9月に入り、朝夕はすがすがしい秋の涼気が感じられるようになりました。 子ども達が大好きな散歩を短い時間と距離から再開しました。行き先は、王子動物園、緑地広場、城内通公園、原田児童館前広場など近場ですが、この時期は色んな種類の虫に出会えます。アリ、ダンゴムシ、バッタ、カマリキリ、アオムシなど…まだ蚊も飛んでいます。虫を見つけた子どもは、驚きや喜びいっぱいに、「むし、おったー!!」と大きな声で友達や保育者に知らせます。虫の周りは、あっという間に子ども達でいっぱいになり、虫に熱い視線が注がれます。はらだ乳児園には、春からカタツムリがいましたが、今月からバッタ、ダンゴムシ、あおむしが仲間入りしました。保育室に並んだ虫カゴを順番に観察したり、虫の名前をみんなで考えたり、バッタのエサである猫じゃらしをとりに行ったり、霧吹きをしたりしてお世話をしています。あおむしは9月下旬からさなぎになる準備をはじめました。子ども達は、毎日の観察やお世話の中で、虫の変化にわくわくしながら、興味と愛着を深めています。 これから、散歩の時間や距離を少ずつ伸ばしていき、秋の自然をたくさん見つけたいと思います。

  9月は、感触あそびで小麦粉粘土をしました。 保育者がこねるボールの中で、小麦粉が粉から粘土になっていく様子をじーっと見つめていた子ども達。保育室に以前から貼ってあったお月見の写真や保育者手作りの三方(月見団子を乗せる台)があるのを思い出した1人の子どもが、「おだんごつくる!」と言いました。それを聞いた周りの子どもも「いいよ。おだんごつくろう!」と賛成し、みんなで団子づくりがはじまりました。小さくまるめた団子が机の上にたくさんでき、次はそれを三方の上に並べて飾りました。完成した月見団子を保育室の窓際に飾って、お月様のお供えにしました。 また別の日に、もう一度小麦粉粘土をしました。今度は粘土に色をつけてカラー粘土にしました。粘土につけた色がマーブルになって、次第に全体に馴染んでいく様子を見ながら楽しみました。   さらに別の日には、今度は同じ小麦でも小麦粉ではなく、パン粉に水を加えて作るパン粉粘土を初体験しました。パン粉のサクサクした感触がこねる内に柔らかい感触に変化していくのが楽しく、また、パンのいい香りが漂うので「いいにおい~」と粘土を何度も嗅いでいました。様々なバリエーションで楽しんだ感触あそびでした。

涼しくなり散歩を再開しました。
のびのびあそんで、いい気持ちです。
散歩の途中でバッタを見つけ、園で飼うことに。
3匹いましたが、ある日1匹行方不明になりました…。
あおむしも園にやってきました。
蜜柑の葉を食べて、毎日どんどん大きくなります。
小麦粉粘土であそびました。 「粉が粘土になった。」
子ども達から「おだんごつくる!」と声があがり、
団子づくりが始まりました。みんなでコロコロ。
丸めたおだんごを三方に飾って、
お月様のお供えにしました。
なのは乳児園と合同でリトミックをしました。「うま」の曲。
トイレットペーパーの芯でスタンプすると、
こんなきれいな形ができたよ。    
「ぶどうみたい!」

2019年8月

2019年8月29日 木曜日カテゴリー: 園の取り組み

 6月末からスタートしたプールあそび。今月も、週2~3回の頻度で取り組みました。元々水が好きな子は、頭から水をかぶったり、水の中に寝転んだりして、全身で水と戯れていました。水が苦手な子は、タライの水であそぶことからはじめましたが、経験を重ねる内に顔に水がかかっても平気になったり、プールの中に入ってあそべるようになったりと、「すごい!」「できた!」の場面がたくさんありました。

 生活面にも変化がありました。1歳児はプール前後の生活の流れがわかるようになり、カゴから自分の水着を見つけて持ってきたり、洗濯物を自分で片づけたりできるようになりました。2歳児は着替えを自分からしようとする姿がでてきました。水着を脱ぎ着する時は、「き、き、きつい!」「てつだって~」と格闘しながらも頑張っていました。プールに入った後は、さっぱりと気持ちのよい表情の子ども達です。個々のペースとスタイルで水に親しんだプールあそびでした。

 今月は、ミニ菜園でナスとオクラを収穫しました。八百屋さんに並んでいるものに引けを取らない程立派なナスとオクラに、「おっき~い!」と子ども達から歓声が上がりました。 ナスは、ホットプレートで蒸し焼きにして食べました。砂糖としょうゆで味付けすると、食欲をそそるいいかおり。子ども達は喜んで食べ、おかわり分も全てなくなりました。 また、ナスとオクラで野菜スタンプもしました。1歳児は、野菜や絵の具の感触を自由に楽しみました。2歳児は「まるいよ」「おほしさまみたい」と、野菜スタンプの形を確かめながら楽しんでいました。

 8月下旬、同法人のなぎさ児童館から、3名の小学生があそびに来てくれました。小学生に絵本を読んでもらったり、一緒にパラバルーンや自由あそびをしたりして交流しました。子ども達は、初対面のお兄ちゃん、お姉ちゃんに興味津々。目を輝かせ、憧れの眼差しで見つめていました。

きれいなシャボン玉がいっぱい!
リトミック「自転車」の様子
「オクラおおきいね!」
はらだ乳児園のミニ菜園でオクラとナスを収穫しました。
収穫したナスをホットプレートで焼いて、砂糖としょうゆで味付け。
「おいしい!」「おかわり!」
ナスはおかわりが全部なくなる程の人気でした。
収穫したナスとオクラで野菜スタンプもしました。
ナスでスタンプすると、丸い形の中に模様がみえたよ。
   なぎさ児童館の小学生があそびに来てくれました。    
お姉ちゃんが絵本を読んでくれました。

2019年7月

2019年7月26日 金曜日カテゴリー: 園の取り組み

 ダイナミックにあそべる夏がやってきました。全身濡れても、汚れても、最後にシャワーでさっぱり洗い流せるので、他の季節にはできないダイナミックなあそびがたくさんできるのです。 6月25日からスタートしたプールあそび。今年は1歳児6名と2歳児6名のグループに分かれて入水しています。

 1歳児は、プールの中に座って水面のキラキラをじーっと観察したり、シャワーの音に耳を澄ませたり、水中で手足を動かして水の感触(水温、抵抗、水圧)を感じたり、カップに水を移し替えたり、またその水を飲もうとして保育者にとめられたりしながら、五感を使って水を楽しんでいます。

 2歳児は、シャワーのトンネルをくぐったり、保育者と水かけ競争をしたり、水中をワニ歩き(腹ばい)したりして、水しぶきの中で全身で水と戯れています。保育者が「給食の時間だからプールはおしまいにしようか。」と誘うと、子ども達から「イヤ!(もっとあそびたい!)」の声が幾重にも重なって返ってきます。

 1,2歳児の中には、プールを怖がる子どももいますが、それも自然な姿です。プールの外側でおもちゃであそんだり、タライの水に手を入れてあそんでいる内に、少しずつ緊張がとけていきます。保育者が頃合いを見ながら、次のあそびに誘いかけています。 梅雨のため、プールの開催はまだ数回ですが、8月21日のプールじまいまで継続的にプールあそびをします。子ども一人ひとりのペースを大切にしながら、水に慣れ親しんでいきます。

 室内では、片栗粉あそびをしました。保育室一面にブルーシートを広げ、タライの中や外で片栗粉の感触にふれました。粉のままで触れるとサラサラのパウダー状、少し水を加えるとモサモサのだんご状に、さらに水を加えるとトロトロの粘液状に変化していきます。手の中に握った瞬間は固形なのに、手の中で液体に変わりとろけて流れ落ちていく不思議な感触。子ども達は夢中で楽しんでいました。片栗粉を使ってアイスクリーム屋さんごっこが始まったり、全身片栗粉になった姿を「みて、みて!」と子ども同士で見せあったりしながら楽しんでいました。

2歳児グループのプールあそび
片栗粉あそび「うわー!トロトロになった!」
笹の葉に七夕飾りと短冊をつけました。
2歳児の七夕クッキング「オレンジゼリーの型抜き」
絵具水をスティック状に凍らせ、それでお絵描きをしました。
色氷アート。
色が溶け出したり、交わったりして、素敵な作品になりました。
午睡の様子。
午前中にたくさんあそんで、昼食をお腹いっぱい食べた子ども達。
満足した表情で布団に入ります。

2019年6月

2019年6月28日 金曜日カテゴリー: 園の取り組み

 はらだ乳児園の玄関前では、トマト、ナス、オクラ、米、いちご、枝豆、じゃがいも、朝顔が、太陽の光を枝葉いっぱいに受けながらすくすくと育っています。今月は、その中のじゃがいもを収穫しました。プランターをひっくり返して土の中を探ってみると、ピンポン玉からビー玉サイズの可愛らしいじゃがいもが20個以上収穫できました。タライの水で洗って泥を落とし、粉ふきいもに料理して、皆でいただきました。子ども達が口にほおばったのはほんの数口ずつでしたが、手間暇かけた分美味しさは格別でした。

 散歩では、1歳児の子ども達が活動的に過ごせるようになっています。保育者と手をつないで公園までの道のりを歩いたり、自分で好きな遊具やあそび方を見つけて公園内を探索しています。原田児童館の広場に行った際は、三輪車やコンビカーに乗りました。2歳児は子ども同士で「かして」「いやよ」「こうかんしよ」「どうぞ」などと、言葉をやりとりしたり、友達が乗っている乗り物を後ろから押したりして貸し借りしていました。

  現在、子ども達が好きな絵本に福音館のわにわにシリーズがあります。眼光が鋭く、見た目は少し恐いわにわにですが、言葉や動きはとてもユニークで面白い絵本です。1回読み始めると、「もう1かい(よんで)」と子ども達からリクエストが届きます。今回は、色あそびでわにわにの世界を楽しみました。青と黄色の水彩絵の具を用意し、子ども達が2色を混ぜ合わせていくと…、わにわに色が現れました。その手を大きな模造紙に滑らせて、ダイナミックにあそびました。現在、はらだ乳児園にはビッグサイズのわにわにが壁から子ども達を見つめています。

じゃがいもの収穫。「じゃがいも、まだあるかな…」
じゃがいもをタライの水で洗い、泥を落とします。
「きれいになったかな?」
収穫したじゃがいもは、粉ふきいもにしていただきました。
「もぐもぐもぐ。おいしいよ!」
原田児童館前の広場で三輪車やコンビカーに乗りました。
1歳児の散歩の様子。「たくさん歩けるようになったよ!」
色あそびの様子。
「青と黄色を混ぜると、わにわに色になった~!」
子ども達から大人気なわにわに。

2019年5月

2019年5月30日 木曜日カテゴリー: 園の取り組み

今年のGWは9連休と今までになく長い休みでした。「子ども達はどんな表情で登園するか」「新入園の子ども達は、はらだ乳児園を忘れていないか」と、保育者はドキドキしながら子ども達を待っていました。休み明け初日、登園してきた子ども達は、お家の方との離れ際に涙した子が数名いたものの、その後は好きなコーナーであそんだり、保育者と絵本やわらべうたを楽しんだり、休み中の出来事を教え合ったりして、みんなとてもよい表情で安心して過ごしていました。GW明けの嬉しい驚きでした。 今月は、気持ちのよい天候の下、たくさんの公園に足をのばしました。JR南側広場、原田児童館前広場、王子動物園、城内通公園、宮本公園、王子南公園などです。2歳児は、公園の行き返りを自分でしっかり歩き、友達同士で手を繋いだり、会話を楽しんだりしています。1歳児は、行き返りはバギーに乗り、電車や工事現場の重機を見つけて、手を振ったり、景色を楽しんでいます。公園では、1、2歳児共にのびのびと体を動かしています。 今月は、トマトと米の苗植えをしました。はらだ乳児園の玄関前では、いちご、枝豆、じゃがいも、トマト、米が育っています。散歩時に、子ども達と一緒に観察しては、「あっ、芽が出てる!」「なんか、前より大きくなってない?」などと言い合っています。 GW明けに2匹のカタツムリもはらだ乳児園に仲間入りしました(保育者が三重県から連れてきました)。霧吹きで水をかけると、頭を出し、目を出し、にゅにゅにゅ~と動くカタツムリの様子を、子ども達は飼育ケースに額をくっつけて見つめています。カタツムリの制作もしました。紙皿をカタツムリの殻に見立てて、カラフルで表情豊かなカタツムリができました。これからも、様々な生き物を身近に感じながら過ごしていきたいです。

公園でいっぱいあそんだよ。

子どもたちが大好きな動物園にきました。「マック~!(ぞうの名前)」

サーキットのトンネル。「くぐれるかな?」

サーキットの鉄棒。「10秒ぶら下がれたよ!」

お米の苗植えをしました。

はらだ乳児園のミニ菜園。いちご、えだまめ、米、じゃがいも、トマトが育っています。

お絵描きとシール貼りでカタツムリの制作をしました。

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