活動ブログ
2021年5月21日~6月20日までの様子
2021年6月25日 金曜日カテゴリー: 園の取り組み
『そらグループ・はなグループ』
今まで年齢別で活動する際、「2歳児さん」「1歳児さん」と呼ばれていた子ども達ですが、グループ名を付けることにしました。何が良いかと考える中で、グループ名をテーマに、1年間の保育や活動に繋がるような名前がいいのではないかということになり、2歳児は『そらグループ』、1歳児は『はなグループ』に決まりました。
そして、早速そらグループで制作です。梅雨の季節、雨が降っていると「かささしてきた」と嬉しそうに話す子ども達。今まで何度も経験してきた絵具を使って、オリジナルビニール傘を作ります。紙とは違う書き心地に、スルスルと筆が進みます。色が混ざり合い、変化すると「あれ?なんかちがう。」と気付き、大喜び。透明の傘が虹色の傘に変わりました。今は室内の天井に掲示してあり、子ども達も嬉しそうに見上げています。
はなグループは手型を取りました。手にインクがつくと、不思議そうに手を眺めたり、紙にトントンしたりしていました。花をイメージして窓に掲示すると、上から手を当てて、“これ私の手”と嬉しそうな子ども達です。
グループ名が決まり、保育者もやる気に溢れています。『そら本』『はな本』という本を手作りしたり、空色の屋根を作ったり・・・。これから子ども達と一緒にいろんな空・花に出会って、喜んで、触れ合っていきたいと思います。
2021年4月21日~5月20日までの様子
2021年5月21日 金曜日カテゴリー: 園の取り組み
『ウキウキわくわく』
慣らし保育が終わり、新入園の子ども達も園で過ごす時間が長くなりました。登園時と夕方は少し寂しく、「ママくる?」と涙する姿が見られますが、日中の時間はエンジョイしている様子。保育者の「公園行く人~?」という呼びかけに、「はーい!」と元気よく返事したり、サッと帽子を取りに行き被ろうとしたりし、とても張り切っています。大きなすべり台のある宮本公園や木登りのできる原田児童館に行くと、思いきり体を動かして汗をかいて楽しんで遊んでいます。帰園の時間になってもまだまだ遊び足りないとアピールする子ども達ですが、食事の時間になると疲れがピークに。ある程度お腹が満たされてくると睡魔には勝てません。そのまま布団に入ってぐっすりと眠ります。5月に入り、睡眠時間もだんだんと伸びてきました。そして午後には体力回復!電車を見に行ったり、玄関前でしゃぼん玉をしたりしてアクティブに過ごしています。
4月23日(金)にはだいな幼児園の栄養士を招き、昼食のデザートで食べるりんごの皮むきを2歳児の前で実演してもらいました。初めに丸ごとのりんごに触ったり、匂いを嗅いだりしました。すでによだれがでそうな様子。次に栄養士からクイズです。「りんごんの中、何色だと思う?」という問いかけに「赤!」「黄色!」と答える子ども達。いざ切って中を見てみると、口をそろえて「黄色!!」と当たったことを喜んでいました。大人の感覚では白だと思っていましたが、黄色と言われると納得です。そして包丁とアップルピーラーを使って皮をむきます。包丁の時は何だか怖そうというような表情で顔を歪ませていましたが、アップルピーラーの時はまるで魔法にかかったかのようにあっという間にむけるので、おもしろく、歓声が上がりました。昼食を食べ終えると、「りんご、ちょうだい!」とワクワクした様子で伝え、喜んで食べていました。
今年は梅雨入りが早く、雨の日やジメジメした日が多いですが、サーキットやリトミック、体操など室内でできる活動をたくさん取り入れて、健康な体づくりをしていきたいと思います。
2021年3月21日~4月20日までの様子
2021年4月23日 金曜日カテゴリー: 園の取り組み
『それぞれの春』
移行保育が終わり、3月29日~31日の3日間、2歳児は再びはらだ乳児園に登園です。だいな幼児園でお兄さん・お姉さん達と過ごし、たくさんの刺激を受け、パワーアップした子ども達。はらだ乳児園の狭い保育室では発散しきれないほどの体力です。また、一緒に遊んでいるとケンカやトラブルがもちろんありますが、子ども同士で解決しようと気持ちを言い合ったり、別の友だちが仲介したりする姿が多く見られるようになりました。そして何より“もう大きくなった”という喜びや誇らしさを持っていることに感動しました。31日の卒園お祝い会でのインタビューでは、恥ずかしそうにしながらも大きな声で名前を言い、次に行く園を発表しました。笑いあり、涙ありのはらだ乳児園らしいアットホームな会になりました。
そして4月1日、新年度がスタートしました。新入園児の慣らし保育は子ども達が安心して園生活を過ごせるように、保育時間を少しずつ伸ばしていきます。お気に入りのスポットを見つけて遊ぶ子ども、保育者のひざに座って安心して過ごす子ども、お母さんを探そうと玄関にいる子ども、反応はそれぞれ違いますが、日が経つにつれ、少しずつ生活のリズムがわかり、笑顔で過ごせるようになってきました。進級児は普段通り過ごしていますが、突然「2歳児さん」と呼ばれるようになり、キョトンとした表情です。でも、何だか嬉しそう。夏頃からクッキングにチャレンジできたらいいなと思っています。
小規模園の魅力は、何といっても保護者の方と保育者との距離の近さです。その日の様子やエピソード、つぶやきなどを登降園時にたくさんお話しし、子どもにとってはもちろん、保護者の方にとっても、ホッと安心できる場所になれるように頑張りたいと思います。悩みがあるときは、気軽に相談してください。そして、子どもの一緒に成長を喜びましょう!
2021年2月21日~3月20日までの様子
2021年3月25日 木曜日カテゴリー: 園の取り組み
『ステップアップの1ヵ月』
園の近くの緋寒桜が見ごろを過ぎ、時の流れの速さを痛感します。3月中旬から移行保育が始まり、2歳児5名は2週間だいな幼児園で過ごしました。日頃より行き来している場所ではありますが、こんなに多くの友だちと終日生活するということは初めての経験。ウキウキして登園する日があれば、「今日ははらだに行く」と少し不安な気持ちで登園する日もありました。でも、どんな気持ちの日でも、みんなで動物園へ行ったり、油粘土をしたり、体を動かしたりしていると、楽しくなり、お迎えの頃には笑顔の子ども達。グッと大きく成長できた2週間でした。
1歳児は、はらだ乳児園でなのは乳児園の子ども達と一緒に過ごしました。いつもと同じ場所ですが、部屋のレイアウトが少し変わり、興味津々の様子。“なんだこれ?”という表情で新しいおもちゃに触れていました。戸外遊びでは、1歳児同士で手を繋いで散歩に出る機会が増えました。ふとした瞬間に手が離れてしまっても、言葉なく阿吽の呼吸で繋ぎ直す姿にいつも驚かされます。活動では、卒園お祝い会で卒園児・転園児にプレゼントするペンダントをこっそり作りました。慣れない筆を使いながら、小さな紙粘土にチョンチョンと色を付けて完成。卒園お祝い会で渡すのが楽しみです。
この1年は様々なことがあり、選択を迫られることや悩むことが多くありましたが、子ども達が毎日元気に登園し、みんなで一緒に楽しく過ごすことができた最高な1年でした。次年度も同じくらい最高な1年にしていきたいと思います。
2021年1月21日~2月20日までの様子
2021年3月1日 月曜日カテゴリー: 園の取り組み
『五感で楽しむ食育』
9月末に種まきしたブロッコリーとカリフラワーがようやく収穫できるほど育ちました。子どもにとっては名前が長く、少し言いにくいブロッコリーとカリフラワーですが、大きくなるにつれ、「これ、なにができるの?」「みどりがブロッコリーで、しろがカリフラワー!」と興味をもって観察するようになりました。
2月8日(月)、待ちに待った収穫です。硬い茎を保育者が力をこめてハサミで切っていると、自然と「せんせい、がんばれ~!」と応援のコールが聞こえ、無事収穫できると歓声が上がりました。大喜びで、優しく触れてみたり、匂いを嗅いでみたりしていました。部屋に入ると、早速2歳児が水で洗います。冷たい水にも負けず丁寧に洗い、保育者にバトンタッチ。包丁で半分に切ります。「中、どんな色だと思う?」という保育者の問いかけにそれぞれ思い思いに答える子ども達。実際に見てみると、きれいな緑・黄緑・白で感激。興奮冷めやらぬ中、一口サイズにカットしてレンジで加熱。あっという間に実食タイムです。あえて味付けはせず、素材の味を楽しみます。子どもと一緒に保育者も一口味見。甘味の違いに気付き、子ども達に伝えると、「あじがちがう!」「ブロッコリーのほうがあまい!」と会話が始まりました。この時感動を共有できたことがとても幸せでした。また、普段野菜が苦手で食べにくい子どもも、勇気を出して一口パクリ。二口目はなかなか進まず…でしたが、“食べてみよう”と思ってくれたことに食育の素晴らしさを感じました。
あと1ヵ月程で、今年度が終わり、新年度が始まります。“今”を大切に日々楽しいことを行なっていきたいと思います。