活動ブログ: 園の取り組み
2019年8月
2019年8月29日 木曜日カテゴリー: 園の取り組み
6月末からスタートしたプールあそび。今月も、週2~3回の頻度で取り組みました。元々水が好きな子は、頭から水をかぶったり、水の中に寝転んだりして、全身で水と戯れていました。水が苦手な子は、タライの水であそぶことからはじめましたが、経験を重ねる内に顔に水がかかっても平気になったり、プールの中に入ってあそべるようになったりと、「すごい!」「できた!」の場面がたくさんありました。
生活面にも変化がありました。1歳児はプール前後の生活の流れがわかるようになり、カゴから自分の水着を見つけて持ってきたり、洗濯物を自分で片づけたりできるようになりました。2歳児は着替えを自分からしようとする姿がでてきました。水着を脱ぎ着する時は、「き、き、きつい!」「てつだって~」と格闘しながらも頑張っていました。プールに入った後は、さっぱりと気持ちのよい表情の子ども達です。個々のペースとスタイルで水に親しんだプールあそびでした。
今月は、ミニ菜園でナスとオクラを収穫しました。八百屋さんに並んでいるものに引けを取らない程立派なナスとオクラに、「おっき~い!」と子ども達から歓声が上がりました。 ナスは、ホットプレートで蒸し焼きにして食べました。砂糖としょうゆで味付けすると、食欲をそそるいいかおり。子ども達は喜んで食べ、おかわり分も全てなくなりました。 また、ナスとオクラで野菜スタンプもしました。1歳児は、野菜や絵の具の感触を自由に楽しみました。2歳児は「まるいよ」「おほしさまみたい」と、野菜スタンプの形を確かめながら楽しんでいました。
8月下旬、同法人のなぎさ児童館から、3名の小学生があそびに来てくれました。小学生に絵本を読んでもらったり、一緒にパラバルーンや自由あそびをしたりして交流しました。子ども達は、初対面のお兄ちゃん、お姉ちゃんに興味津々。目を輝かせ、憧れの眼差しで見つめていました。
2019年7月
2019年7月26日 金曜日カテゴリー: 園の取り組み
ダイナミックにあそべる夏がやってきました。全身濡れても、汚れても、最後にシャワーでさっぱり洗い流せるので、他の季節にはできないダイナミックなあそびがたくさんできるのです。 6月25日からスタートしたプールあそび。今年は1歳児6名と2歳児6名のグループに分かれて入水しています。
1歳児は、プールの中に座って水面のキラキラをじーっと観察したり、シャワーの音に耳を澄ませたり、水中で手足を動かして水の感触(水温、抵抗、水圧)を感じたり、カップに水を移し替えたり、またその水を飲もうとして保育者にとめられたりしながら、五感を使って水を楽しんでいます。
2歳児は、シャワーのトンネルをくぐったり、保育者と水かけ競争をしたり、水中をワニ歩き(腹ばい)したりして、水しぶきの中で全身で水と戯れています。保育者が「給食の時間だからプールはおしまいにしようか。」と誘うと、子ども達から「イヤ!(もっとあそびたい!)」の声が幾重にも重なって返ってきます。
1,2歳児の中には、プールを怖がる子どももいますが、それも自然な姿です。プールの外側でおもちゃであそんだり、タライの水に手を入れてあそんでいる内に、少しずつ緊張がとけていきます。保育者が頃合いを見ながら、次のあそびに誘いかけています。 梅雨のため、プールの開催はまだ数回ですが、8月21日のプールじまいまで継続的にプールあそびをします。子ども一人ひとりのペースを大切にしながら、水に慣れ親しんでいきます。
室内では、片栗粉あそびをしました。保育室一面にブルーシートを広げ、タライの中や外で片栗粉の感触にふれました。粉のままで触れるとサラサラのパウダー状、少し水を加えるとモサモサのだんご状に、さらに水を加えるとトロトロの粘液状に変化していきます。手の中に握った瞬間は固形なのに、手の中で液体に変わりとろけて流れ落ちていく不思議な感触。子ども達は夢中で楽しんでいました。片栗粉を使ってアイスクリーム屋さんごっこが始まったり、全身片栗粉になった姿を「みて、みて!」と子ども同士で見せあったりしながら楽しんでいました。
2019年6月
2019年6月28日 金曜日カテゴリー: 園の取り組み
はらだ乳児園の玄関前では、トマト、ナス、オクラ、米、いちご、枝豆、じゃがいも、朝顔が、太陽の光を枝葉いっぱいに受けながらすくすくと育っています。今月は、その中のじゃがいもを収穫しました。プランターをひっくり返して土の中を探ってみると、ピンポン玉からビー玉サイズの可愛らしいじゃがいもが20個以上収穫できました。タライの水で洗って泥を落とし、粉ふきいもに料理して、皆でいただきました。子ども達が口にほおばったのはほんの数口ずつでしたが、手間暇かけた分美味しさは格別でした。
散歩では、1歳児の子ども達が活動的に過ごせるようになっています。保育者と手をつないで公園までの道のりを歩いたり、自分で好きな遊具やあそび方を見つけて公園内を探索しています。原田児童館の広場に行った際は、三輪車やコンビカーに乗りました。2歳児は子ども同士で「かして」「いやよ」「こうかんしよ」「どうぞ」などと、言葉をやりとりしたり、友達が乗っている乗り物を後ろから押したりして貸し借りしていました。
現在、子ども達が好きな絵本に福音館のわにわにシリーズがあります。眼光が鋭く、見た目は少し恐いわにわにですが、言葉や動きはとてもユニークで面白い絵本です。1回読み始めると、「もう1かい(よんで)」と子ども達からリクエストが届きます。今回は、色あそびでわにわにの世界を楽しみました。青と黄色の水彩絵の具を用意し、子ども達が2色を混ぜ合わせていくと…、わにわに色が現れました。その手を大きな模造紙に滑らせて、ダイナミックにあそびました。現在、はらだ乳児園にはビッグサイズのわにわにが壁から子ども達を見つめています。
2019年5月
2019年5月30日 木曜日カテゴリー: 園の取り組み
今年のGWは9連休と今までになく長い休みでした。「子ども達はどんな表情で登園するか」「新入園の子ども達は、はらだ乳児園を忘れていないか」と、保育者はドキドキしながら子ども達を待っていました。休み明け初日、登園してきた子ども達は、お家の方との離れ際に涙した子が数名いたものの、その後は好きなコーナーであそんだり、保育者と絵本やわらべうたを楽しんだり、休み中の出来事を教え合ったりして、みんなとてもよい表情で安心して過ごしていました。GW明けの嬉しい驚きでした。 今月は、気持ちのよい天候の下、たくさんの公園に足をのばしました。JR南側広場、原田児童館前広場、王子動物園、城内通公園、宮本公園、王子南公園などです。2歳児は、公園の行き返りを自分でしっかり歩き、友達同士で手を繋いだり、会話を楽しんだりしています。1歳児は、行き返りはバギーに乗り、電車や工事現場の重機を見つけて、手を振ったり、景色を楽しんでいます。公園では、1、2歳児共にのびのびと体を動かしています。 今月は、トマトと米の苗植えをしました。はらだ乳児園の玄関前では、いちご、枝豆、じゃがいも、トマト、米が育っています。散歩時に、子ども達と一緒に観察しては、「あっ、芽が出てる!」「なんか、前より大きくなってない?」などと言い合っています。 GW明けに2匹のカタツムリもはらだ乳児園に仲間入りしました(保育者が三重県から連れてきました)。霧吹きで水をかけると、頭を出し、目を出し、にゅにゅにゅ~と動くカタツムリの様子を、子ども達は飼育ケースに額をくっつけて見つめています。カタツムリの制作もしました。紙皿をカタツムリの殻に見立てて、カラフルで表情豊かなカタツムリができました。これからも、様々な生き物を身近に感じながら過ごしていきたいです。
公園でいっぱいあそんだよ。
子どもたちが大好きな動物園にきました。「マック~!(ぞうの名前)」
サーキットのトンネル。「くぐれるかな?」
サーキットの鉄棒。「10秒ぶら下がれたよ!」
お米の苗植えをしました。
お絵描きとシール貼りでカタツムリの制作をしました。
H31年4月の様子
2019年4月26日 金曜日カテゴリー: 園の取り組み
新年度がスタートしました。
新入園児はお家の方と初めて離れる子が多く、初めは不安な様子や涙する姿がありましたが、日を重ねるごとに機嫌よく過ごせるようになっています。「今日は給食がおかわりできた」「午睡でまとまった時間眠れた」「お母さんと笑顔でバイバイできた」など、毎日嬉しい「はじめて」があります。子ども達が安心して園生活を送れるよう、保育者がしっかり抱きしめ、心を通わせ、寄り添っていきます。
進級児さんは、年度初日から安心して過ごしています。保育者や友達と関わりながら、好きなあそびを自分で選び取り組んでいます。新入園児が泣いていると、頭をなでてくれたり、優しく声をかけてくれたりする姿もあり、頼もしいです。
今月は、積極的に散歩に出掛けました。はらだ乳児園周辺には桜の木がたくさんあり、きれいな桜を毎日眺めました。公園先でもきれいな花や虫をたくさん見つけました。
4月後半に、こいのぼりの兜を制作しました。子ども達がシール貼りをし、目を書き入れると、表情豊かなこいのぼりの兜ができました。こいのぼり兜をかぶって室内あそびをする子や散歩にかぶっていく子もいて、子ども達のお気に入りになっています。