松ぼっくり屋さん
東京学芸大学付属高等学校の校庭で拾ってきたどんぐりや松ぼっくりを使って、園庭で遊びました。


さっそく、どんぐりや松ぼっくりを使ってお店屋さんを開いたり、きれいに並べたりと、それぞれに遊び始める子ども達。その様子を見て、はっぱ組やおひさま組の子達も「何してるの?」と気になって近くにやってきました。
すると、「これは運動会の場所で拾ったんだよ」「いっぱいあるから持っていってもいいよ」と、自分達が拾ってきたことを嬉しそうに話しながら、年下の子達に分けてあげていました。


遊びが進んでいくと、いつの間にか“松ぼっくり屋さん”が開店!
「いらっしゃいませ!」「松ぼっくりありますよ!」と元気よく接客しています。
さらに、「どんぐりと交換でもいいですよ」「小さい石は、小さい松ぼっくりと交換です」と、子ども達の中で自然と“物々交換”のルールまで生まれていました(笑)

はっぱ組の子は大きな松ぼっくりが欲しかったようで、交換するための“大きな石”を一生懸命探していました。
おはな組の子達が考えたルールを理解しながら、一緒に遊ぼうとしている姿がとても印象的でした。
これまでは、異年齢で関わる中でも「年上の子に一緒に遊んでもらう」「やり方を教えてもらう」といった経験が多かったおはな組の子ども達。
しかし今回は、自分達が年下の子に「教える側」「分けてあげる側」になっていました。
年下の子が何を伝えようとしているのか耳を傾けたり、「これが欲しいの?」と気持ちを汲み取ろうとしたり、自分達が作った遊びの中へ自然と迎え入れたりしていました。
年上の子達にしてもらって嬉しかった経験が、今度は自分達より小さい子への関わりへと少しずつ繋がっているように感じます。
どんぐりや松ぼっくりという自然物から始まった遊びでしたが、お店屋さん、物々交換、そして異年齢でのやり取りへと、子ども達自身の発想によって遊びがどんどん広がっていきました。
これからも異年齢で関わる機会を大切にしながら、「してもらう」だけでなく、自分より小さい子を気に掛けたり、遊びに誘ったり、一緒に楽しんだりする経験へと繋げていきたいと思います。
