活動ブログ: 園の取り組み
2020年1月21日~2月20日までの様子
2020年2月27日 木曜日カテゴリー: 園の取り組み
『今日のお話なぁーに』
1歳児の子どもは「先生おはよう」「おいしいね」「とらないで」「いや」など、2歳児は「○○ちゃんおはよう」「○○ちゃんここへ座って」「一緒に遊ぼう」などの2語文、この時期になると子ども同士の会話、遊びが活発になり、関わりも豊かになっています。毎日誰がお休みなのかなど仲間の存在も把握し、気に留めています。1つの遊びの持続時間が長くなったり、発展したりと一人ひとりの子どもの遊ぶ姿を保育士は心に留め、子どもたちとの会話を大切にしています。
また、“むっくりくまさん”“わらべうた”“リトミック”などの集団あそびも全員が参加するようになりました。「もう1回」のアピールも楽しんでいる証です。
今はごっこあそびに夢中。絵本を介して“でんしゃごっこ”からはじまり“3びきのやぎのがらがらどん”のお話を“12ひき(出席人数によって変わります)のやぎのがらがらどん”に発展させて遊びを楽しんでいます。初めに“3びきのやぎのがらがらどん”の素話をすると真剣に聞いてくれました。そして絵本の読み聞かせをしました。その後も何度か読み聞かせして生活の中でがらがらどんとトロルのやりとりを楽しくしています。言葉のやりとりはごっこあそびそのものです。 次は何のお話をしようかなと子どもたちの顔、目の輝きを思い浮かべ思案中です。
次は何のお話をしようかなと子どもたちの顔、目の輝きを思い浮かべ思案中です。
2019年12月21日~2020年1月20日までの様子
2020年1月24日 金曜日カテゴリー: 園の取り組み
「おたのしみこどもライブ」
一昨年の9月から始めた月一回の“こどもライブ”。楽器はギターにはじまり、アコーディオン・サックス・カホン・クラリネット・ウクレレなど知人や職員、地域で音楽活動している人にお願いしてすすめています。音楽に合わせて身体を動かすこと、うたうこと、大好きなこどもたち、乳児だからこそ言葉で表現するより感じたままを表情や態度で心を動かせ、自然体で参加しています。在園児の保護者やアーケードを行き交う親子、老人の方など地域の人たちが足を止めて一緒に参加してくださることもあります。てあそびをする、絵本を読むからはじめ、メインの楽器紹介、演奏(曲は楽器の特徴を感じることのできるできれば聴いたことがある曲、月のうたを奏でてもらい一緒にうたうなど)です。4~6曲ぐらいで30分ほど過ごしています。今年度も3回、特に3月は元在園児の母で今なおギターと歌を全国で奏で続けている方に演奏していただく予定です。どの楽器の演奏も子どもに感動を与え、先々まで何らかの形で残ることでしょう。
2019年11月21日~12月20日までの様子
2019年12月23日 月曜日カテゴリー: 園の取り組み
保護者会を終えて
~子どものトラブルより保育者の思い~
12月20日(金)保護者会をしました。内容は園からは園生活での子どもの姿を話し、保護者からは家庭での子どもの様子や気になる姿を話してもらいました。メインテーマは「子どものトラブル」についてです。子どものトラブルをどう考えるかです。おもちゃの取り合いで叩く、噛む、押す、髪の毛をひっぱるなどの行動が一歳児の子どもには多く見られるようになりました。園として一人ひとりのそのような姿をどう捉え、どう受け止め、どう対応しているかを話す前に保護者の方に自分の子どもが噛んだり、押したりする姿をどう思うのかを尋ねました。噛みつきは子どもの発達段階にみられる一現象という捉え方もあります。例えば、ことばの発達が未熟なので十分に自分の意思を伝えることばが出なくて噛みつくなど直接な行動が多くなるということです。人を叩くなどの攻撃的な行動が多くなるのも年齢の特徴です。気持ちが安定していない時にイライラを他の子どもに向けることもあるでしょう。また、大人が大声をあげたり、すぐ泣いたりするのを楽しんでいると感じる時もあります。噛みつきやひっかきなどの行動からみえてくる子どもの思い、要求、原因がわかる時と理解しにくい時があります。しかし、子どもには何らかの気持ちが動いて行為が生まれるのだと思います。私たち保育士は噛まれることの痛みやショックを受け止めます。反対に噛んだ子どもの思いも「欲しかったのね」「貸してって言おうね」などや噛むことはいけないことを抱きしめて真剣に伝えています。
2019年11月1日~11月20日の様子
2019年11月26日 火曜日カテゴリー: 園の取り組み
<プレゼント>
クリスマスのシーズンを迎えます。ある保護者から「おじいちゃんが孫に絵本をプレゼントしたいと言っているのですがどんな絵本がいいですか?」との相談がありました。
元町はっと保育園では絵本選びにもこだわりがあります。絵本は子どもたちの豊かな心を育みます。園では朝のおやつ後に子どもはまだ一人では読むことはできませんが、サークルタイムのみんなが揃うまで好きな絵本を手にとって椅子に座り絵本を開いて絵を見ています。一人ひとりがどんな絵本に興味・関心を示しているのかも見ています。
また、園だよりで紹介する月の絵本は季節感や年齢を考え、保育士が今まで出会った絵本で絵・話の内容など子どもたちにぜひ読んで聞かせたいと思う絵本を厳選しています。読み聞かせは作者が精魂を傾けて表現したことばの世界を自分のことばとして子どもに語り、歓びを共にできる時です。出版会社としては福音館が多いです。それは出版社のこだわりがあって、子どもをみくびらないで一人の人間として向き合う作者の思いが伝わってくる絵本だからです。二か月未満の子どもに一冊の本を毎日何度も繰り返し読んでいると赤ちゃんの喜ぶのがわかり子どもの集中力、表現力に目を見張ったという話もあります。たくさんの絵本がある中でどんな絵本と出会うのかも子どもの育ちに影響します。サンタさんからのクリスマスプレゼントは絵本をお薦めします。
2019年10月
2019年10月29日 火曜日カテゴリー: 園の取り組み
<あきっていいな>
今の季節、11月の運動あそびごっこに向けて花隈公園に出かけています。歩くこと、走ることもですが二人組で友だちと手をつないで前後を意識して道路端を歩くなど集団で生活していますので約束事はいくつかあります。(守っているんですよ)くり返しくり返し伝えることで上手に歩いて行って帰ってくるようになりました。出かける時には“いってきます”園に帰ってきたら“ただいま”とエネルギーは使っても楽しそうで充実感を感じます。友だちの名前を言い合って手をつないだり仲良し組ができてあそんだりしています。その反面、関わりが過度になり衝突も時間の流れと共に頻繁に起こります。そんな子どもたちをみていて“自然体で逞しく大きくなったね”と嬉しく思う職員集団です。
食欲の秋と言われますが帰園後の食事もよく食べています。扉を開けて“いいにおいがする!”と入ってくる子どもの姿もあります。台所の職員の愛情たっぷりの献立・調理が心をつかみます。“きょうのごはんはなぁに?”の当番さんの声掛けに台所から出てきてメニューを紹介する作り手の調理師・栄養士も大満足です。